昨6日の読売新聞を見ていて驚いたことがあった。
「維新の会」の支持に変化が表れているという主旨の記事だったが先月29日のこのブログとあまりにも書きっぷりが似ていたからだ。(笑)
とかく急に伸びてきた勢力は往々にして急落もありうる。
「維新の会」幹部は「状況を謙虚に受け止め、党の方針に有権者の理解を求めていく」と言明しているが受け身的なスタンスでは局面打開は難しいと思う。
むしろ改める点があればアクティブに対応した方がいい。
多くの支持者は固唾をのんで党の行方を注視しているからねぇ。
「維新の会」はいま分水嶺に立たされている、くらいの危機感を持つべしと思うのである。
(以下29日付け当ブログの再掲)
昨28日に実施された大阪府議補選(河内長野市選挙区)で諸派の新人候補が維新の会公認候補を一騎打ちで制したということだ。
大阪地域ではほぼ無敵・無敗を誇ってきた「維新の会」だが公認候補が府内でしかも相当な大差で負けるとはねぇ、・・・さしもの「維新の会」も賞味期限が近付いたということか。
そういえば居座りを続ける兵庫県知事への対応についても自民党県連などの動きに比して「維新の会」は後れを取った。
ごく最近になってようやく馬場代表が「もし(県知事に)法令に違反していることがあれば直接対面して・・・」と言明していたがわざわざ条件付けして自己弁護してはいないだろうか。
それに最近は「維新の会」ファウンダーの橋下徹氏との意見の食い違いが生まれていることも気になるねぇ。
やっぱりこの世は「盛者必衰」「山あり谷あり」なのだ。
下手をすれば「維新の会」は全国政党としてはおろか、地域政党としても下り坂に入っていくのかもしれないよ。