マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

BtoB企業の変身に思う

2024-10-26 07:52:51 | 経済
このところBtoB企業のテレビ広告をよく目にするようになった。
テレビ放送は視聴者が消費者目線で視ているという前提に立てばBtoBのテレビ広告は考えられないかもしれない。
しかし視聴者にはいろんな顔がある。
生産者目線で見た場合にはテレビ広告は別のニーズや別の効果がある。
そこに眼を着けたのがいわゆる企業広告だ。
企業が単に自社製品の紹介やマーケティングのみならず新たな活用方策を見出したのだ。
人材採用、昨今特に優秀な技術系の人材確保は製造業の大きな経営課題らしい。
先ずは知名度向上だから彼らにとってテレビ媒体による企業広告はうってつけだ。
そうそう、IR活動にもテレビによる企業広告は有効だろう。
近年新たな投資家層が生まれているからテレビ広告を見逃す手はない。
いつだったか日経紙がニデック(旧社名 日本電産)の好業績を報じていた。
ニデックは社名変更の周知にタレント川口春奈を起用し積極的にテレビ広告を利用してきた。
そのニデックがいいタイミングで9月期の営業利益過去最高を報じたのだ。
間違いなくテレビ企業広告の効果を最大限に享受した1社と言っていいだろう。

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