マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

防災庁設置準備室の立上げに思う

2024-11-02 10:34:11 | 政治
昨日政府は防災庁の設置準備室を立ち上げた。
防災庁の設置は石破首相肝入りの政策だからこのニュースは下降気味の内閣支持率を多少なりとも下支えするものになるだろう。
首相はかねてから「災害予防」という言葉を口にしている。
うーん、なるほど、なるほど。
災害は発生してからでは何をやってももう遅い。
災害が起きないように様々な手を打つことが望ましいがこれは「言うは易く行うは難し」である。

いま筆者の念頭にあるのは中小河川の災害対策である。
一級河川に対してはそれなりの対策が施されているが昨今被害が頻発しているのが中小河川の氾濫・越水である。
先般の能登を襲った線状降水帯もそうだ。
しかし中小河川は日本国内に数限りなく存在する。
それに対し振り向けられる予算は制限があるだろうから災害リスク分析と優先度付けが重要だ。
対策としては「川底の浚渫」をもっと考えててもいいのではないかと思う。
さて地震災害の予防策については何か効果的なものがあるのだろうか。
津波対策の防潮堤などが果たしていいものなのか?  いろいろ考えさせられるねぇ。

厳密な意味では予防策ではないが災害避難所の量的、質的拡充は重要なファクターだ。
避難所の生活環境は見聞きする限り劣悪である。
こんな点も防災庁の責任範囲である。
やることは多いぜ、防災庁サン。


コメント
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