写真は和ろうそくの芯です。
今日から和ろうそくの芯についてお話ししようと思います。
和ろうそくの芯は、
普段よく見かける西洋ローソクの芯と違い、糸ではありません。
イグサと和紙でできています。
イグサといえば、湿地帯や浅い水中に生える植物で、
ゴザや畳の素材として利用されることはよく知られていますね。
イグサは別名「燈芯草」(とうしんそう)と呼ばれる言葉からわかる通り、
和ろうそくの芯に、このイグサの茎の髄を使うのですが、
私が実際に芯を作る職人に聞いたところ、
和ろうそくの芯に使うイグサは
ゴザや畳に使われるイグサよりも、
茎がもっと細い品種のイグサを使うのだそうです。
さて、なぜ糸ではなく、
わざわざイグサと和紙を使うのでしょう?
江戸時代にだって、糸なんか、いくらでもあったはずです。
その方がどう考えたって安上がりだし。
実際、現在普及している西洋ローソクは全て糸芯です。
欧米のキャンドルだって、全て糸芯です。
なぜ昔の人は、わざわざイグサと和紙を使って
芯を作っていたのか?
私の疑問は膨らみ、芯のことを調べてみることにしました。
すると、その芯こそが
和ろうそくという世界に誇る日本の伝統文化を支える
「芯」であると気づくことになったのです。
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和ろうそくの芯は、
普段よく見かける西洋ローソクの芯と違い、糸ではありません。
イグサと和紙でできています。
イグサといえば、湿地帯や浅い水中に生える植物で、
ゴザや畳の素材として利用されることはよく知られていますね。
イグサは別名「燈芯草」(とうしんそう)と呼ばれる言葉からわかる通り、
和ろうそくの芯に、このイグサの茎の髄を使うのですが、
私が実際に芯を作る職人に聞いたところ、
和ろうそくの芯に使うイグサは
ゴザや畳に使われるイグサよりも、
茎がもっと細い品種のイグサを使うのだそうです。
さて、なぜ糸ではなく、
わざわざイグサと和紙を使うのでしょう?
江戸時代にだって、糸なんか、いくらでもあったはずです。
その方がどう考えたって安上がりだし。
実際、現在普及している西洋ローソクは全て糸芯です。
欧米のキャンドルだって、全て糸芯です。
なぜ昔の人は、わざわざイグサと和紙を使って
芯を作っていたのか?
私の疑問は膨らみ、芯のことを調べてみることにしました。
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