松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

初めて巻き藁に挑戦

2007-11-08 21:07:18 | 和弓と櫨
今日は、ゴム弓を引く動作が少し安定してきたと先生に認められたせいか、
あるいは、先日私が先生に
「○○町の○○先生は、ゴム弓は最初の一回だけで、すぐに巻き藁練習をさせるそうですよ。」と告げ口したせいか、
なんと巻き藁練習をすることになりました。
上の画像は弓道場でよく見かける巻き藁前の練習の様子です。(ちなみに私ではありません)

しかし巻き藁を練習するには、弓矢を実際に取りかける練習からです。
三つがけの「ゆがけ」を借りて、右手に装着します。
いっぱしの弓引き気分になってきました。
次にカーボン弓を左手に持ち、矢を右手に…ん?
お、重い!弓が重いよ!

後でわかったことですが、私は右腕に比べ、極端に左腕の筋肉がついてなくて
おそらく3~5キロくらいある弓の重量が支えきれないんですね。
自分が信じられないほど虚弱な左腕だってことに、改めて愕然としました。

軽いゴム弓ならば、軽く打起しができたものを
本物の弓ではきれいな姿勢での打起しが困難になってしまいます。
おまけに何回も矢を取り落とすし。

どうにかこうにか会まで持ってきて、ついに離れです。
ベチン!
「痛!あいたたた。」
弦が私の右のデコを打っていきました。
矢は真ん中をねらったはずなのに、どういうわけか右上方向へ。
巻き藁に収まっただけでも、よかったかもしれません。やれやれ。

あまりに左腕が疲れ切ってしまったので、今日はそこまででした。
「弓は左腕が重要だから、どうにか鍛えないとうまく引けないよ。」と言われ
思わず暗い気持ちになる私。
これでは的前に立つのも、いつになる事やら。

弓を引く前に、弓を持たなくちゃいけないことに
あらためて気づいた一日でした。

↓押してくださると励みになります。

人気blogランキングへ