松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

博多座で観劇

2008-09-25 23:04:19 | その他
今日は博多座でミュージカル「エリザベート」を観てきました。
実は私、博多座で過去2回(2001・2004)の上演時も観ているので、この「エリザベート」は三回目。さすがに今年はどうしようかな~?と思いましたが、NHK大河ドラマ「篤姫」に出演している山口祐一郎さんのトート役をまだ観ていなかったので、ついに三回目にして観ることにしました。ちなみに過去二回観たのは内野聖陽さんのトート役。

「エリザベート」は、19世紀、オーストリアのハプスブルグ家に嫁ぎ、皇后となったバイエルン貴族の娘シシー(エリザベート)の生涯を描くウィーンミュージカルです。日本ではドイツ語ミュージカル史上屈指のヒットとなりました。
この作品の魅力は、やっぱりなんといっても黄泉の帝王トート(ドイツ語で「死」)役の存在が大きいでしょう。自由を好み活発で美しいシシーを愛するトートは、シシーが皇后となり苦悩の人生を歩むかたわらを、常に暗い死と愛情で彩っていきます。
他のミュージカルではあまり観られないゴシック調の妖しく耽美的な雰囲気や独特の音楽も非常に魅力的です。

今日はもう公演が終盤になっていることもあり、フィナーレでは多くの人が立ち上がっては拍手して「ゆういちろ~~!」とか声が飛んでいました。あ、やっぱやまゆうファンが多かったのかな。

三回目の観劇とはいえ、そのたびにもらい泣きするシーンがあったり、やっぱこの歌はええわ~と思ったりして、舞台の持つ生の迫力に感動します。ただ…上演する度に、シシー(エリザベート)の歌シーンや皇太后ゾフィーのシーンが増えたり、三回目の今回、ますます追加された歌があったりして、しかもそれがどうでもいいシーンだったりするので、なんかちょっと??という演出も気になりました。それにトートの周りを常に妖しく踊るトートダンサーズたちの出番が、今回はさらに多くなっていて、ちょっとムダに踊りすぎの感もあったし、しかも途中からず~っと半裸。前は最後だけだったのに。いや別にいいですけど。やっぱり最初の時の演出の方がよかったなぁ。

またひさびさに「エリザベート」のCDを引っ張り出して聞いてみますか。

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