プロの校正をする方から僕の原稿の校正をしてもらった。同人誌に入ったので、初めてのことである。
すると、いろいろなミスを指摘される。単純ミスを見つけてくれるだけではない、重複しているところや、わかりにくさも指摘され、さらに豊島区の図書館では一人15冊まで借りることができるという情報や「出世街道という歌詞が違っているがいいか」とか、東京の某年1月3日には雪は降りませんでしたが、いいですか、とチェックが50ヵ所ほどあった。
会話をしているようで楽しいものだった。
習作を重ねていくと、だんだんと小説をつくる技能も向上しつつあるように思える。
「僕の16才」(仮題)を書き終え、「相撲取りになるど」を書き直している。三部作なのだが、一部を膨らまそうか、兄の話は割愛しようか迷っている。
新人賞をとれればよいが、とれなければそれでもよい。書くということは自己慰安なのだ。どれほど書いても墓場までもっていくものは残るのだ。
いずれ、私家定本にでもして残して置こうとは思っている。
今日は土曜日。稀勢の里の横綱姿がテレビ画面に頻繁でてくる。体格のよいりっぱな力士像である、とまた思った。もう来週にはないだろう。次は三月場所となる。激しい闘いになるのだろう。