25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

COVERS

2019年11月25日 | テレビ
いつもいくクリニックの順番が2時間待ちの様子で、予約だけしておいて、頃合いを見はからってくるから、とクリニックを抜け出し、事務所に戻った。結局、自分自身の判断ながら、大層な病気ではないだろう、つまり癌とか胃潰瘍とか、膵炎とか、そういうものではないだろうと自己判断していつものクリニックに相談に行くことにした。
 事務所と言っても母親の住まいなのだが、母親を見守るために、実家を事務所にしたのである。
 クリニックにいくと、すぐに名前の呼び出しがあった。これはラッキーと、血圧器で血圧を測ると、160ー102という新記録的な数値である。急いで動脈マッサージをして、待ち室で、本当の呼び出しを待った。
 ここのクリニックの先生は休んでいる、
代わりの先生は女性の医師でハキハキとしており、好印象であった。まだ20代に見えた。さすがキーボードの扱いが早い。
 ぼくは今日までのことをひととおり話をすると、「CTをとりましょう。腫瘍やヒビもわかりますから。それからですよ」
 ということで、尾鷲総合病院にここのクリニックから予約をして、データだけもらってここで再度診ます」と看護師の説明だった。拒否する暇などない。もちろん、医師からしてみれば、すべてを検査してからということだろう。「癌じゃないですか」「いや、その心配はないですね」というやり取りは成立しない。
 血圧は少々下がっていた。
 昨晩はNHKの「COVERS」があってついつい夜更かししてしまった。へえ、井上陽水の歌を他の歌手が歌うのである。ああ、陽水も「Tokyo」って題の歌作っているんだ。へえ、山口百恵にも「クレージーラブ」を提供してるんだ。へえ、郷ひろみには「サファイアブルー」という曲か。
 今、現役の陽水の歌い方はどこか妖怪めいているので、好まないが、上手い歌手が歌うと良い。さらに良さがわかる。それは今の松任谷由実そうで、声があまりにもババっぽい。若い頃のユーミンの歌はユーミンでないといけないが、他の歌手に提供した曲は傑作揃いである。「Wの悲劇」「待ち伏せ」などなど。
 井上陽水の歌もカバーされるのは良い歌ばかりだ。相変わらず「リバーサイドホテル」はよかった。20代の女性歌手が自分の解釈を披露してから歌った。「この歌は心情をいれて歌えばダメだと思う。客観的に、パシッパシッと歌った方がいい」(これはぼくの記憶の解釈言葉で、そのとおりではない)
 その女性歌手は色気も抜き、無機質っぽく歌った。それがよかった。ドアは金属のメタルで---」とでてくるのだ。テレビのプラグは抜いてあるのだ。
 それで寝室でタブレットを触りはじめ、山口百恵の「クレージーラブ」を検索すると、You tube で出てくる。すると山口百恵と三浦友和が「ラブラブショー」がでているのが関連動画で出てくる。それを見ていると切りがなく、寝不足になってしまったのだった。それが血圧に表れている。