国民皆高学歴というのは国にとってマイナスである。大学を増やすことは亡国行為である。親たちが、子供に高学歴を押しつけるようになって、熱いうちに打つべき鉄をことごとく冷してしまった。冷えてしまって、どうにもならなくなった鉄達は、もうどうにもならない。それでも、親たちはそれに気が付かないまま、高学歴を強い続けた。国も、地方も、同じ親たちなので、大学を増やし続けた。世の親たちの勘違いで、日本の力を削いでしまった。
若いうちから、専門の仕事に就きか、専門の技術を学べば、より高度で深い才能を開花することが出来たのに、すべてを棒に振ってしまって、大学では遊んでしまっていた。大学を出てから鍛えればいいと悠長なことをいっていても、既に、体で覚えることは不可能になっていることに気が付かない。
これに気が付いて、1970~80年代の勢いを回復するには半世紀以上先の話になるのではないかと思う。それくらい、深く落ち込んでいるし、まだ、落ち込みは止まっていない。
窃盗の減少、また、説明不足の統計が発表された。数の減少だけで、良いことだと結論付けようとしているように感じられるし、特に警察や教育者を安堵させてしまっていると感じる。
私が思うに、窃盗を犯す年齢層の人口が減少しているのが減少の原因で、その年齢の犯罪率は増えているかもしれない。高齢者の交通事故が増えているのと同じで、高齢者だから事故が多いということにはつながらない。事故率が高いのはやはり若者だと思う。
オーストラリア、ブラジル、スリランカの大洪水や地滑りは半端じゃない、今どき、こんなことがあるのかと思うくらいである。地下資源や農産物の世界の供給地である。そう遠くないうちにそれらの不足,高騰という事態に見舞われることが予想される。
インドネシアも各地で洪水や崖崩れの被害が出ている。悪天候に依って、農業や漁業への被害も大きいようだ。米の価格も上がっているが、一番問題にしているのは唐辛子の価格である。インドネシアらしい。
洪水、高騰、亡国