南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆本当の話

2011-01-18 22:50:10 | 情報

   三カ月以上前から、ソアル ガウスなる人物が、インドネシアのニュースに出てくる回数が頻繁になっている。いかのもインドネシアらしい話です。汚職で刑務所に入っているはずの彼が、バリで催されたプロテニスの試合の観覧席で観戦している姿が報道された。坊主に近い短髪でメガネをかけていないでギョロ目丸顔のご本人、メガネをかけて長髪を頭の真ん中で分けている姿で移されていた。

 警察、検察が,あわてて調べたら、今回が初めてではなく、何度も、外出していて、事もあろうにマレーシアヤシンガポールへも出かけていた。その都度、帰ってくるのも面白いと思う。

 刑務所の職員,署長も承知の上、警察の幹部も承知していた。ということは、勿論、彼から、その都度、それなりの金が支払われていた。多くの人間が絡んでいたことは明らかだが、これを、すべて明らかに出来ないのがインドネシアです。

 その本人、今になって、この件の裁判で、汚職は悪いことだと反省して、政府、警察などの汚職の実態を明らかにするといっている。関係者は戦々恐々でしょう。

 今は、また、彼のパスポート偽造が明らかになって、出入国管理局の関係者がやり玉に上がっている。彼絡みで、何か他にも出てくるのではないかと思う。

 ずんぐりむっくりの風采が上がらない唯の小男といった感じだが、金を持っているのでしょう。好きなことをやっている。

 

 ヌサカンバンガン島監獄島の刑務所から、頻繁に外出していたスハルトの息子トミーの話は有名で、誰も、批判する人いないし、マスコミも、分かれば事実と思われることを報道するが、だからといって、それを追求しないし、大統領もなにも言わない。

 

 女性刑務所に収監されている女性に多いな一室が与えられ、豪華リビング調度品が整っていて、飲み物、食べ物も高級レストラン並みの物が支給され、テレビは勿論、カラオケの装置まであって、家族,親せきは自由な出入りが認められていたという話がある。その後どうなったのでしょうか、報道が消えてしまった。 

 何でもありのインドネシアの縮図のような面白い話である。

 

 汚職、裏金、刑務所
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