南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆黒はんぺん

2012-10-24 22:43:07 | グルメ

 1378 昨日、お茶の話を出したのは静岡の人間としてのこだわりがあるからで、他の県の人は、お茶の色や味についてそれほどこだわらいと思う。

先日、日本へ一時帰国していた、私が以前、手伝っていた会社の人で、静岡の中学の後輩が戻って来た時に黒はんぺんを買ってきてくれた。私自身は、インドネシアへ戻るときに必ずスーパーで10パックほど買って持ってくる。ただし、インドネシアで他の人へのお土産として渡すことは一切しなかった。理由は二つ、他人に上げたくない。自分で全部食べたいからです。それと、賞味期限はたった三日です。自分は10日間ほどの間に食べてしまうが、それでも、期限の三倍以上の日数が過ぎている。それで、私がお腹を壊したということは無いが、他人に上げて、今まで、食べたことが無い味だと評価されることは承知しているが、万が一、食あたりでも起こされたら大変である。賞味期限を過ぎている物を食べさせたという事になってしまう。

彼はそれを勿論分かっているので、静岡のあちこちを探したらしい、賞味期限がせめて一カ月ほど、というパックを。しかし、見つからなくてあきらめた。ところが、日本出発当日の朝、静岡駅のキヨスクで見つけた、真空パックになっていて賞味期限が三カ月になっていた。それを、持ってきてくれたのです。私たちが貰ったのは、それから一週間後ですから全く問題なし。

ゴルフが終わってから良く行く日本食レストランでコックに頼んでフライにしてもらった。涙が出るほどおいしくて、子供のころの黒はんぺんを食べたシーンが幾つも蘇った。10以上のシーンだ。

 やはり、フライにとんかつソースをちょっと付けるのが一番おいしい。これにキャベツの千切りが山盛りに添えられていれば、何もいうことは無い。

その他の主な食べ方は、軽く焼いて、ショウガ醤油で食べる。味噌汁でも澄し汁でも細長く切って入れる。ですが、その味を消さないように引き出すような料理がいいと思う。

 

インドネシアでは数年前、静岡の同じ高校の後輩がチカランで日本食レストランを経営している、そこで、彼が静岡から持ってきた黒はんぺんを客に振舞っていたが。そこでも、それきりで、その後は全く、御目にかからない。

 

 焼津と静岡でしか売られていないと言われる黒はんぺん、理由は、日持ちはしないと聞いている。同じ製法で漁港の町ならどこでも作ることができると思うのだが、作らないのは何故でしょうか。こんなおいしいものを作らないのは不思議である。静岡のスーパーでは当たり前に大量に置いてある。安い、6~7枚入っていて80~100円以下である。

 

 小学校の低学年のころ、小使いを5円貰っていた。多分、他の子は10円が普通だったと思う。駄菓子屋で5円紙芝居に5円というのが標準的な使い方だった。私は皆と遊んでいる時に紙芝居が来ると遊びを止めてみんなと別れて、そして駄菓子屋へ行って黒はんぺんのフライ(二枚のフライが一本の竹串に刺さっている)を5円で買って家に帰った。時間を掛けて食べた。おやつである。他の子は多分、水飴を買って紙芝居を見て、その後も遊んで、夕方家に帰る前に駄菓子屋へ寄ったと思う。

 

この写真の黒はんぺんはこの倍の包みで500円、高いが土産物用に多分、防腐剤など加えられていて真空パックになっているので、当然かなと思う。普通の黒はんぺんはもう少し小ぶりで、濃い灰色で茶色見は全くない。

 

 チカランバラットのジャカルタ側からの出口ゲート、こんなガラ空きは奇跡的である。

  おいしい 懐かしい リンドゥ

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