何かと、名古屋へ行く用事が多いので、折角だから子供の頃出来なかった食べ歩きをしてみようと思った。
基本的に濃い味付けは苦手なんだが(味が付いていないモノが好きだし)、外で食べるときはギアチェンジして食べていた。だから濃いという先入観が邪魔をしてあまり食べようと思わなかったんだ。
でも、折角だからさ、色々調べれば勉強になる事沢山ある。
それでは、仕事が終わってから、新幹線でコーヒーでも飲みながら(夜カフェイン摂ると眠れなくなるんだけどね)、ゆっくりと、名古屋へ向かう。
何を食べようかな~。
お、エビフライか、35cmとか、・・・う~ん、おなかイッパイになってしまうな。昔よく作ったし。
自家製、その場で作るタルタルソースか・・・
マヨは混ぜ込んでおくと乾いてしまうから丁度良いのかもな。
面白い!!
【後日食べた。】
更に、その後、親戚の更に親戚(どんな関係じゃ?)にお寿司屋さんでエビフライ(お寿司屋さんにエビフライがあるんだよ、これが)が尋常じゃなく美味しくて、やはり名古屋のエビフライに対するレベルは高いと脅かされた!!
(街中や商店街でも今度食べてみよっと。)
とりあえずこの日は、エスカの地下で「山本屋本店」の味噌煮込みうどんとご飯を。
「大門本店」(中村区役所駅から川の方というか西の方へ20分?ぐらい?)の味噌煮込みうどん&ライスがバランスがやはり良いような気がする。昔食べて一発でハマッたのがたのが栄中央店か栄中日ビル店だ。
(蕎麦粉アレルギーなので、他店の蕎麦が入った味噌煮込みうどんは血を噴いて死んでしまうから無理。)
因みにルーセントタワー店では、「うどん」ではなく、ご飯の上に「味噌煮込み」を乗せた卵丼があった。
安くて良いが、やはり自分は「うどん」が良いかも。ここは人少ないから狙い目よ。(記事書き足し、2015年現在。)
何処かで、どて煮も食べた。
東京にはあまり無い味なので作りたい、これで商売したい!!
翌日、所用を済ませる前に、時間を作って、
大須商店街へ行き、
ナポリピザ世界一を2人も輩出した「ソロ ピッツァ」というピッツェリア・トラットリアへ・・・
「ピッツァナポレターナ S.T.G.」という正式なピッツァで、水牛のモッツァレラなどを使い、本物志向のピッツァを体験出来る。
それがこれだ↓
確かに、美しいし、コクもあって、完成されているという感じ。しかも出てくるのが早いんだ、だから後ろで列を作って並んでいる人にも直ぐに食べる順番が回ってくる優しさ。(食べていて、ピッツァって、我々が考えているより、もっと身近で手早くい食べ物なんだなと実感した。)
味も技術も釜の温度もとても敵わないけれど自分で作るピザの方向性はまあ、間違っていない事もなんとなく確認。
クアトロなんとか~、4種類のチーズが乗っている。凄く美味しかった。リコッタとゴルゴンゾーラのバランスが良い。パルジャミーノも。
ドリンクも手軽に飲めて、なんか嬉しかったな~。
↓
後日
ここのお店から、もう1人の世界チャンピオンが生まれ、その「ピッツァ・パシュクアーレ」を食べた。
(因みにテイクアウトもOK)
青菜とソーセージ(←優しい味)とプローヴィラ(水牛のチーズ)なのだが、発酵食品にも似たような風味が青菜を包み、まるで高菜を食べているかのような、日本発のピッツアだなぁと感じた。これは美味しい。
いつもどこでも、普通のしか食べなかったけれど、違うものを食べても良いのだなと選択肢が拡がった。
そのまま唐揚げ屋が多い大須商店街(唐揚げブームの火付け役らしい。)を歩いていると、「李さんの唐揚げ」が売っている。
それがこれだ↓
先ずは、基本の普通味を食べて、唐揚げってこんなに美味しかったっけ?と思うぐらい美味しかった。
何がこんなにも違うんだろ?、唐揚げってそんな変わるもんじゃないと思っていたのに、覆された。
これで勝負しているというのもスゴイ!!
(よく、お店で唐揚げに、黒酢とかかける店があるが、唐揚げ好きは、唐揚げが食べたいんであって、黒酢とかソースがかかった唐揚げが食べたい訳ではない。そのソースや黒酢だって、所詮他人が作った味だし、万人向けではない事を作り手は理解して供さなければいけない。どうしても、なにがなんでも、自分の味を食べさせて有無を言わさず力付くで納得させたいのであれば、黒酢やソースは別皿で横に添えるべきだ。それは10年近く前から、そうしろと繁華街の厨房で言ってきた。=やはり、好評だった。知り合いは良い事しか言わんのじゃ、他人は言いたい事を言うんじゃ。)
後日、エスカでもコーチンを確認?
有名な親子丼らしい。
ワリとしっかりした味だった。
で、翌朝、
モーニング、パン食べ放題とか小麦粉好きには嬉し過ぎる。ゆで卵も。
更に後日、コメダでモーニング、
エスカは観光客で超混んでいる。そりゃ、集まるわな。
偶然、少し待っただけで入れたけれど。
「有田焼き」なんだ!!?
エスカの近くにあった新しいベーカリーもワリと美味しかった、神戸はパンだけど、名古屋は喫茶店のコーヒー美味しいかも。
で、駅にパンのお店もあった、神戸のパン屋さんは、ブランドというか、ブーランジェリーな感じだが、名古屋のパン屋さんは巨大パンメーカーが多い中で、こういうブーランジェリーはどうかな?と入ってみた。
「ゴントランシェリエ」と読む。
この時は、東へ帰宅する直前で夜遅かったけれど、いつもワリと行列の出来ている。
クロワッサン有名らしい。
しっかりとしていながらも、かなり軽快な美味しさで、すげえなって。
昨今、名古屋で流行っているのが、
台湾まぜそば。(ここが元祖だ。)
荒子方面なのだが、真夏でもおそろしく混んでいる。
日傘をバケツに入れておいてくれるって嬉しいな。長打の列で真夏の太陽に照らされ続けたら熱中症で倒れてしまうものね(名古屋とか京都・山梨は盆地だから暑いし)、水も用意して下さって、若い店員さんが小まめに中をチェックして補充して下さっている。
そして待って食べたのが、これだ!!、そんなに辛くない、力強いコクがある味だなって感じ。
これが、噂の「追いメシ」、本当に少量だけど、これはウマイので、白飯も付けて良いかも。
リヨンの1日中やっているモーニング
どしても、手が出なかった、小倉系(甘いものが苦手で)、のパンを恐る恐る食べた、
ホットサンドになっていたんだけど、片面にバターを塗って、片面に餡を塗って(そんなに沢山塗っていないのが助かる、丁度良い)、これが、又、絶妙な加減になっていて、ああ、やっぱり、イケルかも、というより、イケル、好きになったかも、今度小倉トーストも挑戦してみよっと。「絶妙」なんです。
(ランチパックのようにいろんな種類があったことに驚き)
シェ・シバタ
生クリームのレシピで必ず掲載される、シェ・シバタ
フワリとしている7.5分立てというか、7.8ぐらいでダレるのを計算して作られているのか、詳しくは解らないが普通より、フワリと軟らかめな感じ(味は名古屋のお菓子っぽいかもしれない)。
お店を代表するこの赤いケーキも美味しかった。
(別のカスタードの本によると、カスタードもケーキによって、硬さを変えているとか)
島正の「どて煮」
どて煮とは、味噌を土手のようにしてその中で作っていた料理から名前の由来があり、東海地区全般で食べられている味噌おでん全般の事を指した総称という事を知った。(世の中知らない事ばかりだな~)
この豆腐のビジュアルに最初惹かれたが、大根がなんと10日をかけて浸み込ませているという限定品だ。最初、しょっぱい(塩辛い)のかな~と思ったが、
これが、全然しょっぱくない(塩辛くない)、出汁のジューシーな旨味と、うっすら味噌の甘みが自然にして(←何も味が無くて素材の味だけで食べられる超薄味の自分が言うのだから間違いない)、真っ正直に駆け引き無しで作っている王道のど真ん中の味。(大根が好きになった)
これは来るよ。
「島正」は予約は一切受け付けないという信頼出来るお店。賀茂鶴の常温(コップ酒)も「どて煮」(全般)に合う!!
最後に味噌汁嫌いの自分が唯一美味いと思ったのが、
「赤だし」、豆味噌と八丁味噌の風味が効いていて、
普通の味噌は多分魚介類とかが合うが、これは野菜類が合う気がする。
小松菜をボイルしたものを、ちょっとぶち込んだり、やはり野菜とこの味噌の相性が凄く良い様な気がした。
白飯にあうし。
(外国人が食べたたら、この組み合わせはどういう感覚なんだろう?)
☆薄味で作っておいて、少し足せば失敗しづらい。
お土産に「赤だし」を買ってきて、味噌が余っていて(まあ、長く使うモノだし。)、折角なので、
偶々串カツがあったので、味噌カツのソース(?)を作ってみた。
もっと手間がかかるかな?と思ったけれど、味噌・砂糖・料理酒(うちはみりんを使わないので、料理酒しかない。みりんってその料理全部がみりん味になってしまうんだもの、使い方が非常に難しい食材だと思う。多少、味付けを間違っても、みりん味にすれば誤魔化されてしまうぐらい強い味。)
で、弱火にかけて、簡単に出来た。(簡易.Verだけど。)
慣れていなかったので、ちょっとかけ過ぎたので取った。矢場○んが薄く浸してある感じなのはそういう訳だったのか?(昔、わらじトンカツとひつまぶしと台湾ラーメンは友達に食べさせてもらったのは覚えている。)
その味噌が余っていたので、小ネギと混ぜたら、そのままでも「おつまみ」になるぐらい美味しいネギ味噌になった。
他にも素朴な味のお菓子「なごやん」なんかもあるし、
こうやって、日本全国各地に行く時に調べていけば、色々な地元も新旧名物が発見されて、又その土地へ行く楽しみが増えるってものだな。(行く人も地域活性化に貢献する為に努力する事が大事なんだな。みんなが幸せになる。)
後日、気付いた事は、名古屋メシが注目されるのは、独自の文化に絶対的な自信だけではなく、新製品の開発や努力の歴史が厚く積み上げられているからだろうなと感じた。
おそらく、私達の目にしない歴史の陰に消えていった新製品もあるだろうが、その絶え間ざる積み重ねの歴史の厚みが、相当あるから、様々な食材や文化が集まる都市部の食文化よりも、独特な異彩を放ち続けているのだろうなと。
バランスが良いというか。濃そうにみえて、実は食材の味を活かしているし。
かといって、味噌の味や甘み、タレの味も、キチンとあるし、
日本料理にはあまり見られない、足し算の食文化があるように感じた。
地方色って、もしかしたら足し算の文化なのかもね。
更に数年後、↓
前から行きたかった「のんき屋」へ知人に連れて行って頂いた。
旅行ガイドに乗っている中で、何故か地図をみてヘコみ、ここだけ行った事が無かったのでなんという偶然!!
↓
とんやき
串揚げ(もうね、上記の「とんやき」と共に言葉が出ないぐらい美味しいの、そして優しい、濃くない)
タレも肉質も尋常ではない美味しさだった、濃くもなく優しいというか(大人だけでなく子供も喜びそうな味)、パン粉も荒くトゲトゲしていなくて舌触り、口蓋に当っても痛くないスポンジ・ケーキの様な優しさ(ま、材料的にそうなんだけれど)。5本ぐらいづつ頼んでサッと楽しむ。
昭和22年から続く大須の「コンパル本店」(大須は24年~)のエビフライサンド
普通だろう・・・と思って食べていなかったら、これが予想を超える美味しさと味で、こりゃ、名物になるわ!!って驚かされた!!
アリだ。
コーヒーの質もかなり良いが(←あまりコーヒーは詳しくないし、これはアイスコーヒー用のコーヒーをそのまま舐めただけだけれど、あ、これは美味しいと思った)、ガムシロではないアイスコーヒーの作り方をマスターする事が出来る。
ま、確かにアイスコーヒーにも個人×2でコダワリってあるものな。
あまりアイスコーヒーは飲まないのだけれどやってみた。
砂糖を溶かした時点で舐めた時に美味しかったので普通のコーヒーを試したい。
「名古屋の人は鉄板で混ぜるのが好き」らしいのと、ナポリタンでケチャップの酸味を卵液がマスキングしてくれるという情報を調べ興味を持ち、ずっと躊躇していた鉄板パスタを遂に挑戦。
タバスコとチーズは解るがウスターソースが出てきたぞ?・・・ステーキみたいに熱い鉄板にジュワーっとやるのか?やらないのか?他県の人は先ずそこから悩む。
そして出てきた。
卵液は自分が想像していたよりも結構火が入っているんだな。
先ずそのまま卵液とからめて食べてみるとケチャップの酸味は、ほぼ消えていない。
↓
部分別にチーズをかけると・・・美味しい・・・これは卵が活きてくるというか酸味がマスキングされる
↓
(タバスコは~、ちょっと辛いのが苦手なのでアレだけれど、普通のナポリタンに戻る)
↓
で、ソースは?、ウワッこれ不味くない!!むしろウマいぞ!!!なんだ?これ?
(京都の一銭洋食を思い出したが、味はもっと洋風で大阪のたこ焼きとかよりも洋風)
↓
更にチーズとタバスコ(←辛いのが苦手なので少々)とソースを全部混ぜると、これが尋常ではない美味しさ!。
卵液だけではない玉子の部分がキチンと繋いでくれるというか。
(コンパルから始まって自分の中でイロイロなモノが良い意味で崩れ落ちていく感じ)
↓
麺自体の太さは1.7mm~1.8mm以上あるよな、結構、太い、ロメスパみたいに1回収縮してこの太さなのかな?
モチモチして美味しい。
しかし驚いたなー(ナポリタンは野菜も摂れるし)ビビッて頑固に拒否っていないで、もっと早くに食べれば良かった。
↓
因みに街中のショーケースに鉄板味噌カツがあった(しかもヒレ。ロースだけではなくヒレまであるということは文化が根付き始めている証拠)
やはりこれも鉄板のキャベツと混ぜて食べるのだろうか?
今度食べてみよっと(自分ちで・・・、あ、他県では味噌が無いか!!・・・チーズで?、いや鉄板にチーズが付くと洗うのが大変なのでやめよう)
冒頭の方にも書いたソロピッツアが名古屋駅前の名古屋ビルヂングに出店したので、
(因みにこのビルディングの「ディ」や「ジ」を→「ヂ」と表記し続ける事が名古屋人のコダワリらしい・・・)
最近ハマッている、チーズが乗っていない「マリナーラ」(←オレガノの香りが好きなんだな)を。
(「マリナーラを食べるとそのピッツアの味がダイレクトで解る」と言う言葉があるが、最近少しそれが解ってきた。)
お、美味しい~、今回は支店だから~って少し身構えていたが美味しい、寧ろ、もう1回大須の本店に駆け込みたいぐらいPR出来る美味しい味で、
しかも他所のマリナーラに比べて、トマトソースが酸っぱくない(フレッシュで甘いっつーか)、ケチャップの酸味が苦手な自分はそれだけがちょっと美味しくないマリナーラに当った時の難点だったのが、ソロピッツアのトマトソースは酸味が痛くない、世界チャンピオンに2回なった店のトマトソースは、こうやって酸味を減らすんだなーと。
(トマト系の種類が違うんだと思うけれど、上記の鉄板焼きナポリタンも卵液とチーズで口や舌に痛い酸味をマスキングしていたし、名古屋はそういう方向性?)。
凄かった!!
しかも古い料理人が書いている本で「昔のピッツアはたとえナポリピザであろうとも、持ち上げてもピンと立っていて美味しかった・・・」という状況が現代にも再現されていた。
アメリカンピザではなくナポリピザなのに。。。
(切れ目が長いと少し垂れるけれど、そんなに長くなければピンっと立つ!!アメリカンピザならこういう光景は見た事があるけれどナポリピッツアでこの光景は初めてみた)
ちょっと凄いんだけれど・・・!!
改めてピッツアって、こんなに美味しかったのだなーって。
(少し西なだけに流石粉モノ文化は強いな)
<オマケ>
実は名古屋ではコンビニのおでんにもサービスで味噌ダレを付けられる。マジか!!
誰かが「名古屋は味は濃くない、ダシの味が濃いんだ」と書いていて、なるほど、確かに赤だしや八丁味噌はアミノ酸も豊富でコクの深さが尋常ではなく増している、自分も見た目ほど名古屋の味は濃くないんだよなーっ、寧ろ、素材の味が活きていて旨味がするとずっと思っていたのだが、どう表現していいか解らなかったので声を大にしてあまり言わなかったが、やはり同じ事を感じていた人が居るんだな~とここで改めて思えたので書いておく。
おでん苦手だから普段食べないのに少しの努力を怠って知らない事を知らないままにしておきたくなかったのでファミリーマートでツイ少しだけ買ってしまった。しかも卵焼きがあるんだよ、まあ出汁巻き玉子と原理は同じだけれど・・・驚いた。
先ずは名古屋(東海地区?)のおでんってどうなのか?そのまま食べると、お、関東よりやや弱いか?気のせいか?
で、別添の味噌をつけると、お、これはアリだぞ!!、というか、どこかで知っている味の気がする。
コンニャクとかは田楽のダシが効いているVer.という感じでアリだ。
↓
7イレブンでは味噌ダレの袋が違う。
しかも名古屋は柚子胡椒も付けるのか、何処のコンビニにもあるぞ。
柚子胡椒は、ちょっと自分は無理かなぁ~、全部柚子胡椒の味になって勝ってしまう。
(ま、おでんそんな好きではないからアレだけれど、折角のダシが・・・)
その後、味噌ダレが溶けたスープを飲んだ時に、・・・、お、これだ!!、昨日のファミマではスープを自分が飲まなかったけれど、一気に名古屋の味に変わった、これが名古屋の味なんだ!!
勿論、そのままローソンも。
(カラシもあるが、味噌ダレは同じメーカーが製造をしていた)
こっちでも卵焼きを食べてみた。ローソンのおでんはそんなに名古屋っぽくなく、全国で共通する感じ?かな。
店舗によっても多少の違いはあるだろうが、偶然にもおでんの食べ比べが出来たのでまとめると・・・
・ファミリーマートはマイルドで味噌ダレにこだわっている感じ。
・7イレブンはクラシカルなシッカリとした味
・ローソンは現代的な味だった
3店舗とも、ほぼ違う食材ばかりだけれど、一食抜いておでんを少しづつ食べ比べ調べた中で、他県の人が食べないで不思議がったり一瞬躊躇する名古屋の味の理解を深められた。
味噌をつけるから濃くはしないんだと思うのだけれど・・・。
↓
だから名古屋の味は濃くないと思う。
イギリス料理みたいに見た目の問題では?
おでんの汁に味噌が溶け出すと豆味噌のコク増すんだよ!!、そして子供も好める甘さ・・・、これが名古屋の味の輪郭というか片鱗や1ピースを深く認識した瞬間が到来する。
※因みに名古屋はイギリス料理屋さんが異常に多い地域!!
「イギリス料理は子供の味と言われる事が共通するのか?」(味蕾が多い子供時代ほど味の本質には正確且つ敏感な訳で、素材の味を感じ分けるチカラが年をとって味蕾の数が減った大人よりも子供の方が正しい訳で・・・だから料理人も「素材の味」・「素材の味」と言うのかもしれない、行き着く所は結局そこだと思う)
しかもイギリス料理屋さんなのにスパゲッティとか定食的なメニューまで出しているけれど、お客様が気にしないで、きちんと固定客が付いている、他県とは違うというか柔軟なのだなーって感じた。
因みに毎回名古屋に行くと持っている携帯音楽プレイヤーで(個人的に)B`zを聴きたくなるのはなんでだろうか?(「TIME」とか「RUN」とかその頃が特に)。
↑
特に関係ないが。
基本的に濃い味付けは苦手なんだが(味が付いていないモノが好きだし)、外で食べるときはギアチェンジして食べていた。だから濃いという先入観が邪魔をしてあまり食べようと思わなかったんだ。
でも、折角だからさ、色々調べれば勉強になる事沢山ある。
それでは、仕事が終わってから、新幹線でコーヒーでも飲みながら(夜カフェイン摂ると眠れなくなるんだけどね)、ゆっくりと、名古屋へ向かう。
何を食べようかな~。
お、エビフライか、35cmとか、・・・う~ん、おなかイッパイになってしまうな。昔よく作ったし。
自家製、その場で作るタルタルソースか・・・
マヨは混ぜ込んでおくと乾いてしまうから丁度良いのかもな。
面白い!!
【後日食べた。】
更に、その後、親戚の更に親戚(どんな関係じゃ?)にお寿司屋さんでエビフライ(お寿司屋さんにエビフライがあるんだよ、これが)が尋常じゃなく美味しくて、やはり名古屋のエビフライに対するレベルは高いと脅かされた!!
(街中や商店街でも今度食べてみよっと。)
とりあえずこの日は、エスカの地下で「山本屋本店」の味噌煮込みうどんとご飯を。
「大門本店」(中村区役所駅から川の方というか西の方へ20分?ぐらい?)の味噌煮込みうどん&ライスがバランスがやはり良いような気がする。昔食べて一発でハマッたのがたのが栄中央店か栄中日ビル店だ。
(蕎麦粉アレルギーなので、他店の蕎麦が入った味噌煮込みうどんは血を噴いて死んでしまうから無理。)
因みにルーセントタワー店では、「うどん」ではなく、ご飯の上に「味噌煮込み」を乗せた卵丼があった。
安くて良いが、やはり自分は「うどん」が良いかも。ここは人少ないから狙い目よ。(記事書き足し、2015年現在。)
何処かで、どて煮も食べた。
東京にはあまり無い味なので作りたい、これで商売したい!!
翌日、所用を済ませる前に、時間を作って、
大須商店街へ行き、
ナポリピザ世界一を2人も輩出した「ソロ ピッツァ」というピッツェリア・トラットリアへ・・・
「ピッツァナポレターナ S.T.G.」という正式なピッツァで、水牛のモッツァレラなどを使い、本物志向のピッツァを体験出来る。
それがこれだ↓
確かに、美しいし、コクもあって、完成されているという感じ。しかも出てくるのが早いんだ、だから後ろで列を作って並んでいる人にも直ぐに食べる順番が回ってくる優しさ。(食べていて、ピッツァって、我々が考えているより、もっと身近で手早くい食べ物なんだなと実感した。)
味も技術も釜の温度もとても敵わないけれど自分で作るピザの方向性はまあ、間違っていない事もなんとなく確認。
クアトロなんとか~、4種類のチーズが乗っている。凄く美味しかった。リコッタとゴルゴンゾーラのバランスが良い。パルジャミーノも。
ドリンクも手軽に飲めて、なんか嬉しかったな~。
↓
後日
ここのお店から、もう1人の世界チャンピオンが生まれ、その「ピッツァ・パシュクアーレ」を食べた。
(因みにテイクアウトもOK)
青菜とソーセージ(←優しい味)とプローヴィラ(水牛のチーズ)なのだが、発酵食品にも似たような風味が青菜を包み、まるで高菜を食べているかのような、日本発のピッツアだなぁと感じた。これは美味しい。
いつもどこでも、普通のしか食べなかったけれど、違うものを食べても良いのだなと選択肢が拡がった。
そのまま唐揚げ屋が多い大須商店街(唐揚げブームの火付け役らしい。)を歩いていると、「李さんの唐揚げ」が売っている。
それがこれだ↓
先ずは、基本の普通味を食べて、唐揚げってこんなに美味しかったっけ?と思うぐらい美味しかった。
何がこんなにも違うんだろ?、唐揚げってそんな変わるもんじゃないと思っていたのに、覆された。
これで勝負しているというのもスゴイ!!
(よく、お店で唐揚げに、黒酢とかかける店があるが、唐揚げ好きは、唐揚げが食べたいんであって、黒酢とかソースがかかった唐揚げが食べたい訳ではない。そのソースや黒酢だって、所詮他人が作った味だし、万人向けではない事を作り手は理解して供さなければいけない。どうしても、なにがなんでも、自分の味を食べさせて有無を言わさず力付くで納得させたいのであれば、黒酢やソースは別皿で横に添えるべきだ。それは10年近く前から、そうしろと繁華街の厨房で言ってきた。=やはり、好評だった。知り合いは良い事しか言わんのじゃ、他人は言いたい事を言うんじゃ。)
後日、エスカでもコーチンを確認?
有名な親子丼らしい。
ワリとしっかりした味だった。
で、翌朝、
モーニング、パン食べ放題とか小麦粉好きには嬉し過ぎる。ゆで卵も。
更に後日、コメダでモーニング、
エスカは観光客で超混んでいる。そりゃ、集まるわな。
偶然、少し待っただけで入れたけれど。
「有田焼き」なんだ!!?
エスカの近くにあった新しいベーカリーもワリと美味しかった、神戸はパンだけど、名古屋は喫茶店のコーヒー美味しいかも。
で、駅にパンのお店もあった、神戸のパン屋さんは、ブランドというか、ブーランジェリーな感じだが、名古屋のパン屋さんは巨大パンメーカーが多い中で、こういうブーランジェリーはどうかな?と入ってみた。
「ゴントランシェリエ」と読む。
この時は、東へ帰宅する直前で夜遅かったけれど、いつもワリと行列の出来ている。
クロワッサン有名らしい。
しっかりとしていながらも、かなり軽快な美味しさで、すげえなって。
昨今、名古屋で流行っているのが、
台湾まぜそば。(ここが元祖だ。)
荒子方面なのだが、真夏でもおそろしく混んでいる。
日傘をバケツに入れておいてくれるって嬉しいな。長打の列で真夏の太陽に照らされ続けたら熱中症で倒れてしまうものね(名古屋とか京都・山梨は盆地だから暑いし)、水も用意して下さって、若い店員さんが小まめに中をチェックして補充して下さっている。
そして待って食べたのが、これだ!!、そんなに辛くない、力強いコクがある味だなって感じ。
これが、噂の「追いメシ」、本当に少量だけど、これはウマイので、白飯も付けて良いかも。
リヨンの1日中やっているモーニング
どしても、手が出なかった、小倉系(甘いものが苦手で)、のパンを恐る恐る食べた、
ホットサンドになっていたんだけど、片面にバターを塗って、片面に餡を塗って(そんなに沢山塗っていないのが助かる、丁度良い)、これが、又、絶妙な加減になっていて、ああ、やっぱり、イケルかも、というより、イケル、好きになったかも、今度小倉トーストも挑戦してみよっと。「絶妙」なんです。
(ランチパックのようにいろんな種類があったことに驚き)
シェ・シバタ
生クリームのレシピで必ず掲載される、シェ・シバタ
フワリとしている7.5分立てというか、7.8ぐらいでダレるのを計算して作られているのか、詳しくは解らないが普通より、フワリと軟らかめな感じ(味は名古屋のお菓子っぽいかもしれない)。
お店を代表するこの赤いケーキも美味しかった。
(別のカスタードの本によると、カスタードもケーキによって、硬さを変えているとか)
島正の「どて煮」
どて煮とは、味噌を土手のようにしてその中で作っていた料理から名前の由来があり、東海地区全般で食べられている味噌おでん全般の事を指した総称という事を知った。(世の中知らない事ばかりだな~)
この豆腐のビジュアルに最初惹かれたが、大根がなんと10日をかけて浸み込ませているという限定品だ。最初、しょっぱい(塩辛い)のかな~と思ったが、
これが、全然しょっぱくない(塩辛くない)、出汁のジューシーな旨味と、うっすら味噌の甘みが自然にして(←何も味が無くて素材の味だけで食べられる超薄味の自分が言うのだから間違いない)、真っ正直に駆け引き無しで作っている王道のど真ん中の味。(大根が好きになった)
これは来るよ。
「島正」は予約は一切受け付けないという信頼出来るお店。賀茂鶴の常温(コップ酒)も「どて煮」(全般)に合う!!
最後に味噌汁嫌いの自分が唯一美味いと思ったのが、
「赤だし」、豆味噌と八丁味噌の風味が効いていて、
普通の味噌は多分魚介類とかが合うが、これは野菜類が合う気がする。
小松菜をボイルしたものを、ちょっとぶち込んだり、やはり野菜とこの味噌の相性が凄く良い様な気がした。
白飯にあうし。
(外国人が食べたたら、この組み合わせはどういう感覚なんだろう?)
☆薄味で作っておいて、少し足せば失敗しづらい。
お土産に「赤だし」を買ってきて、味噌が余っていて(まあ、長く使うモノだし。)、折角なので、
偶々串カツがあったので、味噌カツのソース(?)を作ってみた。
もっと手間がかかるかな?と思ったけれど、味噌・砂糖・料理酒(うちはみりんを使わないので、料理酒しかない。みりんってその料理全部がみりん味になってしまうんだもの、使い方が非常に難しい食材だと思う。多少、味付けを間違っても、みりん味にすれば誤魔化されてしまうぐらい強い味。)
で、弱火にかけて、簡単に出来た。(簡易.Verだけど。)
慣れていなかったので、ちょっとかけ過ぎたので取った。矢場○んが薄く浸してある感じなのはそういう訳だったのか?(昔、わらじトンカツとひつまぶしと台湾ラーメンは友達に食べさせてもらったのは覚えている。)
その味噌が余っていたので、小ネギと混ぜたら、そのままでも「おつまみ」になるぐらい美味しいネギ味噌になった。
他にも素朴な味のお菓子「なごやん」なんかもあるし、
こうやって、日本全国各地に行く時に調べていけば、色々な地元も新旧名物が発見されて、又その土地へ行く楽しみが増えるってものだな。(行く人も地域活性化に貢献する為に努力する事が大事なんだな。みんなが幸せになる。)
後日、気付いた事は、名古屋メシが注目されるのは、独自の文化に絶対的な自信だけではなく、新製品の開発や努力の歴史が厚く積み上げられているからだろうなと感じた。
おそらく、私達の目にしない歴史の陰に消えていった新製品もあるだろうが、その絶え間ざる積み重ねの歴史の厚みが、相当あるから、様々な食材や文化が集まる都市部の食文化よりも、独特な異彩を放ち続けているのだろうなと。
バランスが良いというか。濃そうにみえて、実は食材の味を活かしているし。
かといって、味噌の味や甘み、タレの味も、キチンとあるし、
日本料理にはあまり見られない、足し算の食文化があるように感じた。
地方色って、もしかしたら足し算の文化なのかもね。
更に数年後、↓
前から行きたかった「のんき屋」へ知人に連れて行って頂いた。
旅行ガイドに乗っている中で、何故か地図をみてヘコみ、ここだけ行った事が無かったのでなんという偶然!!
↓
とんやき
串揚げ(もうね、上記の「とんやき」と共に言葉が出ないぐらい美味しいの、そして優しい、濃くない)
タレも肉質も尋常ではない美味しさだった、濃くもなく優しいというか(大人だけでなく子供も喜びそうな味)、パン粉も荒くトゲトゲしていなくて舌触り、口蓋に当っても痛くないスポンジ・ケーキの様な優しさ(ま、材料的にそうなんだけれど)。5本ぐらいづつ頼んでサッと楽しむ。
昭和22年から続く大須の「コンパル本店」(大須は24年~)のエビフライサンド
普通だろう・・・と思って食べていなかったら、これが予想を超える美味しさと味で、こりゃ、名物になるわ!!って驚かされた!!
アリだ。
コーヒーの質もかなり良いが(←あまりコーヒーは詳しくないし、これはアイスコーヒー用のコーヒーをそのまま舐めただけだけれど、あ、これは美味しいと思った)、ガムシロではないアイスコーヒーの作り方をマスターする事が出来る。
ま、確かにアイスコーヒーにも個人×2でコダワリってあるものな。
あまりアイスコーヒーは飲まないのだけれどやってみた。
砂糖を溶かした時点で舐めた時に美味しかったので普通のコーヒーを試したい。
「名古屋の人は鉄板で混ぜるのが好き」らしいのと、ナポリタンでケチャップの酸味を卵液がマスキングしてくれるという情報を調べ興味を持ち、ずっと躊躇していた鉄板パスタを遂に挑戦。
タバスコとチーズは解るがウスターソースが出てきたぞ?・・・ステーキみたいに熱い鉄板にジュワーっとやるのか?やらないのか?他県の人は先ずそこから悩む。
そして出てきた。
卵液は自分が想像していたよりも結構火が入っているんだな。
先ずそのまま卵液とからめて食べてみるとケチャップの酸味は、ほぼ消えていない。
↓
部分別にチーズをかけると・・・美味しい・・・これは卵が活きてくるというか酸味がマスキングされる
↓
(タバスコは~、ちょっと辛いのが苦手なのでアレだけれど、普通のナポリタンに戻る)
↓
で、ソースは?、ウワッこれ不味くない!!むしろウマいぞ!!!なんだ?これ?
(京都の一銭洋食を思い出したが、味はもっと洋風で大阪のたこ焼きとかよりも洋風)
↓
更にチーズとタバスコ(←辛いのが苦手なので少々)とソースを全部混ぜると、これが尋常ではない美味しさ!。
卵液だけではない玉子の部分がキチンと繋いでくれるというか。
(コンパルから始まって自分の中でイロイロなモノが良い意味で崩れ落ちていく感じ)
↓
麺自体の太さは1.7mm~1.8mm以上あるよな、結構、太い、ロメスパみたいに1回収縮してこの太さなのかな?
モチモチして美味しい。
しかし驚いたなー(ナポリタンは野菜も摂れるし)ビビッて頑固に拒否っていないで、もっと早くに食べれば良かった。
↓
因みに街中のショーケースに鉄板味噌カツがあった(しかもヒレ。ロースだけではなくヒレまであるということは文化が根付き始めている証拠)
やはりこれも鉄板のキャベツと混ぜて食べるのだろうか?
今度食べてみよっと(自分ちで・・・、あ、他県では味噌が無いか!!・・・チーズで?、いや鉄板にチーズが付くと洗うのが大変なのでやめよう)
冒頭の方にも書いたソロピッツアが名古屋駅前の名古屋ビルヂングに出店したので、
(因みにこのビルディングの「ディ」や「ジ」を→「ヂ」と表記し続ける事が名古屋人のコダワリらしい・・・)
最近ハマッている、チーズが乗っていない「マリナーラ」(←オレガノの香りが好きなんだな)を。
(「マリナーラを食べるとそのピッツアの味がダイレクトで解る」と言う言葉があるが、最近少しそれが解ってきた。)
お、美味しい~、今回は支店だから~って少し身構えていたが美味しい、寧ろ、もう1回大須の本店に駆け込みたいぐらいPR出来る美味しい味で、
しかも他所のマリナーラに比べて、トマトソースが酸っぱくない(フレッシュで甘いっつーか)、ケチャップの酸味が苦手な自分はそれだけがちょっと美味しくないマリナーラに当った時の難点だったのが、ソロピッツアのトマトソースは酸味が痛くない、世界チャンピオンに2回なった店のトマトソースは、こうやって酸味を減らすんだなーと。
(トマト系の種類が違うんだと思うけれど、上記の鉄板焼きナポリタンも卵液とチーズで口や舌に痛い酸味をマスキングしていたし、名古屋はそういう方向性?)。
凄かった!!
しかも古い料理人が書いている本で「昔のピッツアはたとえナポリピザであろうとも、持ち上げてもピンと立っていて美味しかった・・・」という状況が現代にも再現されていた。
アメリカンピザではなくナポリピザなのに。。。
(切れ目が長いと少し垂れるけれど、そんなに長くなければピンっと立つ!!アメリカンピザならこういう光景は見た事があるけれどナポリピッツアでこの光景は初めてみた)
ちょっと凄いんだけれど・・・!!
改めてピッツアって、こんなに美味しかったのだなーって。
(少し西なだけに流石粉モノ文化は強いな)
<オマケ>
実は名古屋ではコンビニのおでんにもサービスで味噌ダレを付けられる。マジか!!
誰かが「名古屋は味は濃くない、ダシの味が濃いんだ」と書いていて、なるほど、確かに赤だしや八丁味噌はアミノ酸も豊富でコクの深さが尋常ではなく増している、自分も見た目ほど名古屋の味は濃くないんだよなーっ、寧ろ、素材の味が活きていて旨味がするとずっと思っていたのだが、どう表現していいか解らなかったので声を大にしてあまり言わなかったが、やはり同じ事を感じていた人が居るんだな~とここで改めて思えたので書いておく。
おでん苦手だから普段食べないのに少しの努力を怠って知らない事を知らないままにしておきたくなかったのでファミリーマートでツイ少しだけ買ってしまった。しかも卵焼きがあるんだよ、まあ出汁巻き玉子と原理は同じだけれど・・・驚いた。
先ずは名古屋(東海地区?)のおでんってどうなのか?そのまま食べると、お、関東よりやや弱いか?気のせいか?
で、別添の味噌をつけると、お、これはアリだぞ!!、というか、どこかで知っている味の気がする。
コンニャクとかは田楽のダシが効いているVer.という感じでアリだ。
↓
7イレブンでは味噌ダレの袋が違う。
しかも名古屋は柚子胡椒も付けるのか、何処のコンビニにもあるぞ。
柚子胡椒は、ちょっと自分は無理かなぁ~、全部柚子胡椒の味になって勝ってしまう。
(ま、おでんそんな好きではないからアレだけれど、折角のダシが・・・)
その後、味噌ダレが溶けたスープを飲んだ時に、・・・、お、これだ!!、昨日のファミマではスープを自分が飲まなかったけれど、一気に名古屋の味に変わった、これが名古屋の味なんだ!!
勿論、そのままローソンも。
(カラシもあるが、味噌ダレは同じメーカーが製造をしていた)
こっちでも卵焼きを食べてみた。ローソンのおでんはそんなに名古屋っぽくなく、全国で共通する感じ?かな。
店舗によっても多少の違いはあるだろうが、偶然にもおでんの食べ比べが出来たのでまとめると・・・
・ファミリーマートはマイルドで味噌ダレにこだわっている感じ。
・7イレブンはクラシカルなシッカリとした味
・ローソンは現代的な味だった
3店舗とも、ほぼ違う食材ばかりだけれど、一食抜いておでんを少しづつ食べ比べ調べた中で、他県の人が食べないで不思議がったり一瞬躊躇する名古屋の味の理解を深められた。
味噌をつけるから濃くはしないんだと思うのだけれど・・・。
↓
だから名古屋の味は濃くないと思う。
イギリス料理みたいに見た目の問題では?
おでんの汁に味噌が溶け出すと豆味噌のコク増すんだよ!!、そして子供も好める甘さ・・・、これが名古屋の味の輪郭というか片鱗や1ピースを深く認識した瞬間が到来する。
※因みに名古屋はイギリス料理屋さんが異常に多い地域!!
「イギリス料理は子供の味と言われる事が共通するのか?」(味蕾が多い子供時代ほど味の本質には正確且つ敏感な訳で、素材の味を感じ分けるチカラが年をとって味蕾の数が減った大人よりも子供の方が正しい訳で・・・だから料理人も「素材の味」・「素材の味」と言うのかもしれない、行き着く所は結局そこだと思う)
しかもイギリス料理屋さんなのにスパゲッティとか定食的なメニューまで出しているけれど、お客様が気にしないで、きちんと固定客が付いている、他県とは違うというか柔軟なのだなーって感じた。
因みに毎回名古屋に行くと持っている携帯音楽プレイヤーで(個人的に)B`zを聴きたくなるのはなんでだろうか?(「TIME」とか「RUN」とかその頃が特に)。
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特に関係ないが。