今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

(生クリームで)ナッペとホイップの基本・(迷惑をかけない範囲で)解らない事を解らないままにしないように!。

2017年09月28日 | スイーツ
お菓子作りは苦手だけれどケーキの回転台をGETしたのね。手に入れたばかりだから洗おうと思ったら、ベアリングが錆びるから濡らした布巾で拭いてと書いてあった。
(すでにここから予想外過ぎる)

で、とりあえず前日にスポンジを焼いておいたので、

大まかな目次:
   ↓
①準備
②それじゃ、クリームを置いてナッペをしていこう
③もう何度か、台に乗せ直して練習
④ホイップの搾り出し袋の使い方
⑤さあ、片付けだ

①準備

中に挟むフルーツを作ろうとリンゴしかなかったからリンゴを砂糖で水煮して(今回は疲れていたので軟らかめに煮た、普段はリンゴの酸味がクリームの脂質とバランスを取ってくれるのが好きだから、自然の酸味を活かす為&歯応えを残す為に少し硬めにしているが、少し疲れている時は軟らかめの方が嬉しいので、ホンの僅かだけ余熱時間で火が入る事も考え軟らかく調整した)、

シロップと実に分けて冷ましておく

今回はキチンとボウルに保冷剤と水を入れ

お祖母ちゃん所に預けてあったうちの鉄のボウルで(共用していたからな)。

生クリームを今回は2PACK(200ml×2)と砂糖大匙2、2PACKだから2杯という訳ではなくて、1PACKだとお匙1半ぐらいが好きなので、倍々すると甘い物がそんな得意じゃない自分には甘過ぎるから、疲れて極限まで舌で味をみるのも面倒なので(疲れていると甘い物を欲っしてしまうし)今回は、アタマん中だけで考え少し減らした。

砂糖が完全に溶け切っていないけれど出来上がりの味を想定して、少し味をみる
甘過ぎると他の素材とのバランスをコントロールする事が難しいというか面倒くさい(=段々アタック感が強くなる→でも少量や女性や子供がオシャベリしながら小さい口で食べるから1口の味がガツンとしたモノが喜ばれるのだろうか?
・更に外国の菓子とかもあまり食べ過ぎないようにあんなに甘いのだろうか?って考えてしまった、1口で満足出来るように?=でもそれって素材の味を強い味で殺しているから本当に美味しいと言えるのだろうか?、と作っていて色々考えさせられる)。

ハンドミキサーでホイップ開始。

冷やしているとはいえ、やはり量が多いのでいつもより回転スピードの段階を変える時間を少し間延びさせて仕上げていく。

塗り易いように7分強~8分弱の間で立て(自分は8分にもっと近い8分弱々が好きなのだけれど、今回は主旨じゃないので)
最初7分中だったが今回はキチンと冷やしているので一気に固まってしまい、8分ちょいまでホイップしてしまった、これではダメだ。

硬い時は牛乳で慣らして好みの硬さにもっていく。

持ち上げて、なんとなくダラーっと垂れるぐらいがキレイに塗るのには丁度良いらしい。

スポンジのカット

1番上はシッカリ焼けていて固いのでお店などでは削いで捨てるらしいが(トライフルズコットに使えないかな)、家庭では勿体無いので裏返して使う

乾燥を防ぐ為にリンゴを砂糖で水煮したシロップをハケで(これをやるのとやらないのでは天と地の差がある)

塗っていき

クリームを敷いて、リンゴを中心を開けて並べる(←見た目の問題を解決)

そこにホイップを上から慣らし(少しホイップがダレてきたらミキサーだと固まり過ぎるので何かでかき混ぜて固める

次の段から又シロップを(1番上の削いだ固い部分は裏側になる硬い部分にシロップを)。


②それじゃ、クリームを置いてナッペをしていこう

パレットナイフをやや斜めに傾けて

向こう側に

今度は手前に傾けて手前側にを繰り返して拡げる。

※ボウルの縁でキレイにこそぎ取る←この後このパレットナイフのクリームを外す作業は何度も出てきて凄く大事な作業なので馬鹿にしない

ダレてきたらかき混ぜて固める作業も大事(夏場など暑い時期は特に、目分量というか感覚で判断)。

均した上面の中心にパレットナイフを手前側に傾けてあてて(ワリと思いきり傾けた方が慣れないうちはやり易いかも)

回転台を反時計回りに回すと上面がキレイに。

パレットナイフにケーキの高さまでクリームを乗せ

右側面に置いて少し台を反時計回りに回し

パレットナイフを上に引き上げる感じで少しづつ塗る同じ作業を繰り返していく

とにかくこの時点でキレイでなくてもいいので上に

全体に塗り終えたらパレットナイフをキレイに。

今度は反対側左側面に、パレットナイフを自身の方に傾けて(これもワリと寝かせる感じの方が良い)、今度は時計回りに台をグルグルっと回し表面を均していくと

表面がキレイになる。

上にそり上がった部分をパレットナイフで均して(←ここがまだ課題←なんでも物事は課題が見付からないと逆にヤバイでしょ?)

このままだとケーキを持ち上げた時にクリームが壊れ汚くなるから、側面の底にやや斜めに傾けたパレットナイフを当てグルグルっと回すと

底がキレイになる。

こんな感じでなんとか完成。

パレットナイフで持ち上げるのだが、中にクリームと果実を入れ過ぎたか?重くて持ち上がらない(更にシロップをやや塗り過ぎたのもあってスポンジが壊れそうなので)

仕方ないのでフライ返しを使って皿に移動(回転台のまま透明な専用の蓋をしても良いのだが無いので)。


③もう何度か、台に乗せ直して練習

上下に塗っては、回転させ上面を整え

側面を回して

上に!!

上に塗りつけながら引く

この時点ではキレイで無くても良い。

キレイにこそぎ拭いて

反対側にやや寝かせてアテ、グルッと台を回す。

上に盛り上がった部分をソッと均す(←今はこれが難しい)。

側面の底に斜めにパレットナイフを当ててグルグルっと回す。

底がキレイになるから、これで移動させる。

更に何度も、クリームをこそぎとって、

きちんと中心にパレットナイフを当てて回す練習(ビビって力を入れなさ過ぎてもダメ)

縁にハミ出ても良い

上に立てて

上に引く

上部の盛り上がりが出来なければ回転して回しても

3回ぐらいやってみた。

こういう感じ?・・・、か、


④ホイップの搾り出し袋の使い方

意外に知らなかった搾り出し袋について1度キチンと学んでおこうと、搾り出し口を袋に入れ、

1cm~親指分ぐらい下げて

先端をハサミなどで切る。

クリームがナッペでダレて柔らか過ぎたら再度少し泡立て

詰めた時に搾り出し口から出ないように縛る、

or
ひねって折り返してコップに入れても。

コップに入れ袋の半分を折って開く。

そこにホイップを詰めて

上から出ないように上部をグルッグルっと捻って

人差し指にギュっと1回巻き付け、親指で押さえながら搾り出すモノらしい(←目からウロコ!!)

とにかく数をこなしてみるか。なんか変だな?!!

そっか、スライムみたいに搾り出すのは絞り袋をほぼ動かさず上から重ねる様にか、そんな気がする。

あくまでもこれは↓練習だからね!!、美的感覚でこうじゃないからね、まともな感覚でこんな前衛的には出来ないっっっっっっっっ!!

デコレーションして冷蔵庫に入れると少し固まる、回転台専用の容器があれば乾かないのだが・・・

中のクリームが少し多かったな、不味くはないんだけれど、なんていうか外の既成的な味というか、いつもの家庭的さが足りないなって感じで満足デキナイ!!
やはり酸味が必要(冒頭の少しだけリンゴをいつもより長い時間煮たから酸味が多少抜けている)
甘くないから沢山食べられるが・・・もっとお菓子寄りで尚且つリンゴの素材の味を活かした味で良いと思うんだ。
クリームも使い過ぎているし、これでは採算が取れない(←売るわけではないが)、キレイなナッペにはクリームをいつもより多めに使わねばならないんだよなー。

食べ切れない分はラップをして冷蔵庫へ入れたいが少しでも形を維持しつつ使うラップの量をを減らせる様にドンブリに入れて

冷蔵庫で保存した。・・・因みに翌日の方がシットリしてというか一体感が出ていて美味しかった

⑤さあ、片付けだ

どこから片付けようかな・・・・・・

やはり包丁からだろうな。

回転台も冒頭と違って今回は洗わないでキチンと濡れ布巾で拭いて、不安なのでアルコール消毒。

側面もキチンとふき取ってキレイにする事を抜かりなく(ここは大事)!!

余ったリンゴを煮たシロップはゼリーもアリだが、濾してソーダ水と割っても美味しい。

勉強になったし、要所要所でコツがある箇所が出てきて、フランス菓子(?)を開発し伝承してきた偉人達の想いや意志を感じる事が出来た。
偉人達の中には改良を重ねてこられた一般人も多く含まれているからその想いが伝わって感動するのだろうな・・・





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