エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

キキョウ・イワシャジン・台湾ホトトギス

2010年09月01日 | 日記
桔梗が野辺を彩る頃、それこそが秋のたたずまいであるのに・・・。
いま桔梗が野辺に咲いていても、秋にはまだ遠くとしか言いようも無いのである。



桔梗である。
野辺にこっそり咲いていたり、軒下の隙間に咲いていたりするのだけれど、その濃紫の花弁がえも言われない秋色である。



イワシャジンである。
釣鐘の小粋な花である。

人参系を連想させる花である。



台湾ホトトギスである。
シャープな輪郭と鮮やかな色彩を兼ね備えているホトトギスである。



こうして近づいてみても観賞用として決して遜色がない。
むしろ一層愛おしさが増すのである。

植物界に、この温暖化傾向は大きな影響を残しているはずだけれど、一つひとつの個体は確実に季節の歯車を回そうとしているかのようだ。






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                     荒野人

まだ「かき氷」が美味いという季節感

2010年09月01日 | 日記
暑いのである。
いや熱いのである。

熱帯化したのである。
東京では「島バナナ」が実ったという。



かき氷がまだまだ美味いのである。
味蕾(みらい)が喜ぶのである。



これは「いちごミルクかけ」である。
文字通り、ぼくはかきこんだのだった。



すだれがけの椅子に腰かけていただいたのであるけれど、向こうで母子がやはりかき氷を食べていた。
良い感じである。



この場所は「向島百花園」である。
入ると直ぐに松尾芭蕉の歌碑が向けてくれる。

   春もやや
    けしき ととのう
     月と梅       芭   蕉

この百花園は、これから萩の花が咲き乱れてくれる。
淡いピンクの楚々とした品の良い花である。



萩の花のトンネルが見どころである。
もう少し経ったら出かけてみると良いかもしれない。

今はまだまだ咲いていないからである。



花ミョウガが咲いていた。
名札には「ジンジャー」とあった。

薫りの良い花である。






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