エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

猛暑日である・・・けれどウロコ雲

2010年09月03日 | 日記
いま午後4時半である。
帰宅途中、空を見上げた・・・。



この秋、はじめて目にする「ウロコ雲」である。
今日は午前中から秋空であったのだけれど、これほど整ったウロコ雲はかつてないほどである。



傾きつつある陽の照り返しの中でウロコを輝かせているのだ。



ここ二日間は、夜の風が涼しい。
空は秋のモードに切り替わっているのであろうか?

そうであれば嬉しい。



ウロコ・・・ウロコの巨大な顔見せである。
これなら空のキャンバスも満足である。



風よ吹け!
疲れた身体を優しく愛撫せよ。

猛暑日の練馬の空である。






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                     荒野人

そばの花のある風景

2010年09月03日 | 旅行
いまが見ごろである。
小淵沢から富士見高原を経て、白樺湖に向かう途中に広がるそば畑である。

今週末でぎりぎり見られるかもしれない。
白い花がこぼれ落ちると、そろそろ結実に向かうのである。



白いソバの花は終わるけれど、赤ソバの花はこれからである。
ルビー色に咲く赤ソバの花は見事である。

ネパールでは、そばの花と言えばルビー色の花である。



稲と隣り合わせの田圃で大切に栽培されるのである。



人が住んでいる気配もそばの旨さの要素である。
人と長く付き合ってきたからこそ、その旨さが引き出されたのだ。

香り、咽喉越し、そしてあの啜る音が混然一体となってそばの旨さが完成する。



一面に広がるそば畑は見事な絨毯である。



遠景で見るそばの花も風情があるのだ。

ああ、早く秋そばが食いたい!




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