エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

赤いもの・・・魔除けとして

2010年09月13日 | 日記
魔除け・・・例えば欧州などではニンニクを魔除けとする。
吸血鬼ドラキュラから逃げるのである。

東洋では赤いものを魔除けとする。
そして福も赤いものである。



赤いトウガラシの花は白いのである。
中国では魔よけのシンボルとして唐辛子の小物を持ち歩くと良いと言われているのである。

中華街に行くとガラス製の赤トウガラシの房を魔除けとして売っている。
あのガラスのトウガラシは、魔を一つ避けるたびに一つづつ割れていくのだそうである。

房になっているトウガラシの数だけ魔を避ける事が出来る勘定である。



日本では、トウガラシには防虫効果、殺菌効果がある事が古くから知られており、書物の保存、ひな人形、五月人形などの物品保存などにも使用されてきた。
米の保存など一部食品保存に現在でも使われている。



韓国でも、トウガラシを料理に多用する。
カプサイシンが身体を刺激し温めるのである。

辛いものは旨い。
赤いものは魅力に溢れている。

今日ご訪問いただいた皆様に、魔除けを送りたいと思ったのである。



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                     荒野人