エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

秋の雲

2012年08月14日 | ポエム
西日本は大雨によって未曾有の災厄に見舞われている。
やはり、地球の異変は事実のようである。

今朝早くから降り始めた雨は、大粒であった。
ベランダの波板の覆いを叩く音は、一粒一粒聴きとれた。

昼前には上がったのだけれど、ムシムシとしたネットリ型の熱さには閉口したのである。
午後も遅くなってから、みるみる大気が冷えてきて、空には秋の雲が広がった。







「可も不可もなく一日過ぎ秋の雲」

         立  花



「持てあます時間の長さ秋の空」

         野  人







夕方には雲が千切れた。
これからの雲は、こうであろうか!



嬉しくなっている自分がいる。




      荒 野人