暑い暑い練馬である。
一夏で、日本一暑い日もある。
冬もそうである。
東京湾から吹き来る風の道になっているのである。
途中、空調の熱気も一緒になって練馬に押し寄せる。
なんとも迷惑千万な話である。
そうだけれども、雲の峰は正しくモクモクと湧き出ずるし、成長するのだ。
夏の蝶は、ささやかな風を起こしている。
ひらひらと飛ぶ。
羽ばたいて舞う。
何とも優雅である。
「夏揚羽ささやかな風起こしたり」
「夏の蝶上昇気流のままに飛ぶ」
浅学非才のぼくは、この蜻蛉の名前を知らない。
いましがた殻を破って世に出てきたかのごとき姿である。
今年の蝉は煩い。
それが嬉しい。
この穴は、蝉の幼虫が世に出てきた穴である。
空蝉となる。
そして鳴く。
1週間の命である。
我が家の周辺で今日撮った写真である。
荒 野人
一夏で、日本一暑い日もある。
冬もそうである。
東京湾から吹き来る風の道になっているのである。
途中、空調の熱気も一緒になって練馬に押し寄せる。
なんとも迷惑千万な話である。
そうだけれども、雲の峰は正しくモクモクと湧き出ずるし、成長するのだ。
夏の蝶は、ささやかな風を起こしている。
ひらひらと飛ぶ。
羽ばたいて舞う。
何とも優雅である。
「夏揚羽ささやかな風起こしたり」
「夏の蝶上昇気流のままに飛ぶ」
浅学非才のぼくは、この蜻蛉の名前を知らない。
いましがた殻を破って世に出てきたかのごとき姿である。
今年の蝉は煩い。
それが嬉しい。
この穴は、蝉の幼虫が世に出てきた穴である。
空蝉となる。
そして鳴く。
1週間の命である。
我が家の周辺で今日撮った写真である。
荒 野人