エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

雲の上

2012年08月23日 | ポエム
あまりにも暑い。
その熱さは、かつて経験した温度とは異質である。

身体が悲鳴を上げている。
高原に行けば涼しいだろう・・・とばかり「那須高原」に出かけたのであった。
知り合いからは、余りの熱さに「お出かけは自粛!」とのメールが届いたけれど、従弟と予め日程かしていたので強行したのであった。



とりわけ茶臼岳は、雲海を下に見る標高千メートルを越える場所である。
涼しいに違いないのであろうと思ったけれど、甘かった。
涼しくないのである。

だがしかし、気分は初秋である。







「高原の大気の流れ涼新た」


「赤蜻蛉空の蒼さは変えられず」







晩夏と初秋を詠んでみた。
那須高原における吟詠である。



     荒 野人