エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

初秋の空を見上ぐ

2012年08月17日 | ポエム
大気が分かれているのだろうか。
夏の大気と秋の大気。

そして、その気温のグラデーション・・・。



雲の峰。
夏の入道雲である。



千切れ雲。
秋の雲である。







「秋の雲千切れるほどの広さかな」






下の雲は入道雲。
頭上の雲は、千切れてウロコ雲になっている。

夏と秋の雲を一緒に見られたら、吉祥であるとされている。
様々な思いが実現するのであろうか。



ある寺院の境内で空を見上げた。



それから数分後、生々流転を繰り返しつつ空のキャンバスは感性を遷しとって行く。
繰り返し、このブログで書いてきたけれど「雲は天才」である。



    荒 野人