=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

収納リフォーム ここに棚があったら、

2024年10月15日 | 【製品】家具工房つなぎのプロダクト


連休初日は清々しい秋晴れのもと、作業ができました。



造作カウンターのリフォームのお仕事。
カウンター下が合板で覆われていて利用できていないので、キッチン側は板をはがして中に棚を作りました。

リフォームの難しいところは事前に計画を経てていても、いざ壁をはがしてみると、想定と違ったり新たな問題が出てきたりというところ。
発想とアドリブが試されます。
一時間くらいは壁をはがした前でにらめっこでした。

ご自宅のちょっとここが不便とか、この隙間に棚があったら、という収納リフォームも承っております。お気軽にご相談ください。
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新プロジェクト始動!

2024年10月09日 | Pocket project
暑かった夏の過日、土地を購入しました。
住居も工房も賃貸でしたので人生で初めての経験、自分の土地です。
ここに新しい工房・体験スペースを作っていく計画です。

初めての「自分の領地に自分の城」
ワクワク感もある一方で、実は罪悪感もいっぱい。
なぜか?
それは誰のものでもない地面に線を引いて「自分のものだ」と主張する人間のエゴ爆発なところ。
そしてもうひとつは、この空家大量発生時代、資源枯渇時代にわざわざ新築をするという逆行性。
さらに50歳という大台を超えての挑戦で、15年ほど前の起業時とは体力も違うし家族もいる。
もちろん考え方はいろいろあるし逆の見方やプラスの考え方があることもわかってはいますが、
正直私の心の中では大きな葛藤がありました。

それでもこの方向に進んだからには素直に自分もエゴ人間だということを認め、
これまた人間中心主義ですが、やるからには「精一杯つくろう」「力いっぱい楽しもう」を残りの人生をかけて実践していきたいと思います。
世の中は常に生成発展、明日は今日よりきっといい日になる!

近々yutubeチャンネルも開設し、SNSやブログなどでも、
このプロジェクトの進捗をアップしていきたいと思いますので、
新たなチャレンジを応援していただければありがたいです。
よろしくお願いいたします。

≪Pocket Project 0001≫
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テーブル木口削り

2024年10月08日 | 【志事】独立を選んでからの日々
前回よりも更にゆっくり動画です。※ブログは動画なしです。すみません。
前回の鉋削りの動画が評判よかったので引き続き鉋がけ動画のアップです。しかも更にスロー😅

今回はテーブルの端、2枚目写真の「ここ」を削っています。
木に詳しい方なら、「年輪の見えるところね」とわかるかもしれません。
そう、年輪が見えるところなので、木の繊維に対し直角に、例えれば切株を削っているような感じなので堅いです。
そのため更にスロー、慎重にです。
ここを削る鉋は刃の角度を厚く、45度に近づけて研いでいます。

なんでこんな面倒なところを削るかというと、使う人の手触りのためです。機械でカットするとどうしても丸鋸の刃の跡が残ってしまいます、これを鉋削りで平らにします。(わかりづらいかも汗)でも、一般の人でも見てわからなくても触ると必ずわかります。それくらい人間の手の神経って繊細なんですね。

その他、テーブルの横の板の内側なんかも家具工房つなぎでは念入りに仕上げてます。
見えないけど、必ず触るところなので。
山桜は繊維が緻密で手触りがいいので是非触れていただきたいです。












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フォレストデー

2024年10月08日 | 【志事】独立を選んでからの日々
木育コーディネーターとして初のお仕事。
大房岬でのフォレストデースタッフとして参加しました。

たくさんの木でできたおもちゃ、どんぐりジーの自由工作、柱にくさびを打ち込んで木製ジャングルジムを子供たちと作り上げてい「組むんだー」など、盛りだくさん!

木槌を打つのが小さい子供は危ないかと思っていましたが、皆とても上手。もちろん注意をしてあげないといけないですが、子供たちの能力は大人の想像以上です。

南房総は森も豊富ですから、野外の遊びと室内の遊びと組み合わせて、より日常で木に触れられる場をもっと作り上げていけたらいいですね!









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五反田信濃屋

2024年10月01日 | 【日記】いろいろ
仕事先からおすそ分けいただいた鳥。

各種焼き鳥に、骨付きもも肉のそぎ落とし盛り!
袋に「五反田 信濃屋」と書いてあり、調べたらけっこう有名なお店みたいで味に納得!(^^)!
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テーブル組み立て中

2024年09月26日 | 【志事】独立を選んでからの日々
です。
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本日もお疲れ様でした

2024年09月19日 | 【志事】独立を選んでからの日々
仕事帰りの北条海岸。
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細部とバランス

2024年09月16日 | 【志事】独立を選んでからの日々
この週末は地域最大の祭り「安房国司祭」でした。
私は、子供と人が出てきて驚かせる昭和のお化け屋敷に入ったり、スーパーボールすくいなどしながら見学です。
参加された方々は暑さで大変だったと思います。お疲れさまでした。

神輿11基、山車お舟計5台が出祭しますが、どれも立派だしそれそれに意匠や形状が異なるので、とても見ていて楽しいですし、自分のお気に入りを探すのもいいですね。

ほんとそれぞれの神輿、山車にこだわりがあり、製作者のデザインや意図、技量などが凝縮した歴史遺産です。
大きいことや彫り物が立派なこと、飾りつけがきれいなどいろいろな要素がありますが、
自分の感覚ではやっぱり最後は「細部とバランス」ではないかと思っています。
古の製作者がデザインするとき「美しい」と思うバランスを、他地区の現物を観察したり過去の経験から、また試作を重ねたりしながら、自分なりのベストを設定したのだと思います。
なんだかその過程は家具づくりと共通していると思っています。(じつはきっとすべてに通じている)

すべてのお神輿を観察できていませんが、写真は安房神社のお神輿です。軽快な作りと胴のくびれが美しいなと感じました。
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マテバシイのカトラリー

2024年09月13日 | 【製品】家具工房つなぎのプロダクト
マテバシイを柄に使ったスプーンとフォーク&カトラリー置き

先日の木育コーディネーター講座で作らせてもらったカトラリーです。
大房岬で自分たちで枝を切り、製作しました。
グリーンウッドと呼ばれる乾燥させる前の瑞々しい木は柔らかいので加工もしやすいので、グリーンウッドワークというジャンルもあります。(収縮したり割れたりしますが、それが許容できたり味となる作品など)
スプーン、フォークづくりも木工体験で人気がありますが、結構難易度が高いのも事実、今回のように柄をナイフを使い自分で加工し金属の先を組み合わせてみるだけでも十分楽しかったです!家具工房つなぎでもできそう。

柄の加工は自由ですが、皮を残したストライプ模様に!。
皮に残っていた丸いシミ?が水玉のようでかわいかったので残してみたり(写真4)、柄の先端をナイフで丸くしてみました(写真5)
ちなみにスプーン、フォークが置いてあるカトラリー置きもマテバシイです。(写真3)これは家具工房つなぎでもともと作っていて道の駅で細々と販売中です。セットにするといいかも!

自宅でさっそく使ってみましたよ。木なので熱くならないため味噌汁の味噌を溶かすのにも使ったりしています。
「作ったら使ってみる!」ですね。










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木育コーディネーター

2024年09月10日 | 【志事】独立を選んでからの日々
週末は木育コーディネーター講座に参加してきました。
南房総市の進める森林活用の一環。
市内からだけでおよそ20名の参加があり、参加者のバックグランドも、幼稚園の先生やリゾートホテルのスタッフ、市内お土産店の幹部、林業関係者に大工、そしてすでに木育の取り組みを実践されているシルバーの先輩方など実に多彩。他地域から来た講師たちも、すでにある市内の森林資源に加え、このネットワークでもう出来上がってますね!というくらい本当に横のつながりができたことがうれしかったですし、びっくりでした。

しかし木育とは、あまりに広範なテーマで、そして時間軸も長い、さらにテーマの必然必要性、尊重性は誰もが認めながらも、やはりボランティアに頼っている現状など決して生易しいものではないです。

まずは来月の大房岬で行われるイベント「フォレストデー」で受講者の皆さんと再会です!
来場者の皆さんともお会いできるのを楽しみにしております。
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