リスのマークの薪ストーブ「モルソー」が、
本日お知り合いのGさん宅に納入されました。
話は昨年にさかのぼるのですが、
竹細工でお世話になっているGさんに、久しく顔を出せていないので年末挨拶がてらにお電話をしたところ、いろいろ話をしているうちに、
「今使っている薪ストーブに亀裂があるので、新しく購入するために、他県の業者に見積もりをとっている」という話がありました。
「へぇーそうなんですか、南房総にも私の知り合いでストーブ屋さんがいたんですけど」
ということまでしか話さなかったのですが、
後日、Gさんからお電話があり、
「せっかくなら地域のお店にお願いしたいし、工事などもあるのでやっぱり近くのほうが安心なので、紹介してくれませんか」とお話がありました。
数日後、喜んで暖炉屋の田中さんとGさん宅にうかがってこのお話がまとまったのでした。
これだけでもうれしいお話なのですが、
さらにうれしいことが、
古いほうの薪ストーブを私に譲っていただけることになったのです。
もちろん亀裂が入っているので補修が必要ですが、
それでも工房で使うには十分だそうですし、性能もホームセンターレベルよりは確実に上だそうです。
さらに今までの煙突の穴にはめる小窓のお仕事もいただきました。
近江商人の哲学で有名な「三方よし」という言葉がありますが、
これは、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という意味で、
今回とはちょっと違いますが、
「売り手よし、買い手よし、そして私もよし」
というのも立派な三方よしですね。