=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

70年代、日本のモノづくりは明日だけを見て走っていた!?

2017年10月08日 | 【日記】いろいろ
70年代、日本のモノづくりは明日だけを見て走っていた!?

約一週間ほどでしたがラジオをお手入れして頂いている間、無音生活でした。私は普段工房でつけっぱなしというほどではないのですが、いざ終日ラジオの音がなくなると寂しいですね。


お手入れ頂いたのは、お知り合いの方ならご存知のラジオはじめ機械系ならご自分で分解して直してしまわれるご近所のTさん。ありがとうございました!ボリューム快調です。(基盤の写った写真お借りしました(*^^*))しかも今まで私はアンテナの先を電波のほうに向かって伸ばしていたのですが、正解は電波に対して平行、棒全体で受けるのが正しいそうです。豆知識?常識?もご教示頂きました(*^^*)

そして相棒が写真のラジオ、おそらく日本の製造業が、そしてソニーが最も輝いていた時代と言っても過言ではないと思う70年代か80年代の代物。この時期日本の製造業は元気よく明日だけを見て新商品開発に励み、そして国内製造現場では必要以上に?丁寧に「made in Japan」が作られていたのではないでしょうか。ソニーも「ウォークマン」という画期的商品を世に出し、まさしく飛ぶ鳥を落とす勢い?(すいませんイメージで書いてます(._.))



いずれにしても、この目の前にある現物のラジオのスイッチなどのアナログ感、機能優先の武骨なシルエット、また最近はなかなか大きなスピーカーのついたラジオがなさそうなので、工房では重宝していたのですが、いざ手を離れてみると改めて愛着感を再認識しました。これからは埃が被らないようきれいにビニール巻いて使いますよー。
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