所用があり(こんなときですが)都心に向かうバスから眺めると、高速道路脇の木の枝はじめ草すら、揺れてない。
嵐の前の静けさってやつですか~
昔の人の教えであるこの言葉。
きっと昔の人は自然を、空を海を草木をしっかり眺めていたのでしょうね、そして感じたのでしょう、「なんか違う、変な静けさだ」って。
一方現代のわれわれは、自然を見るよりは間違いなく熱心にちょこちょこスマホを開いては台風情報をチェックする。進路はどうだ、ここまで来てる、とか。
正確な情報はありがたいけど、なにか情報はすべて外部にあって、自分の知や経験としては体に入ってきてない気がする。きっとこの先万が一情報や衛生が遮断されたとき、
果たして嵐の前の静けさを感じることができるのだろうか。
そんなことを考えながら、明日には史上最凶の台風がほんとにやってくるのだろうか、いや何かの間違いで来てほしくないという願いも込めながら、まだ穏やかな天気を眺めています。