本日はじめての領収書を切りました。
もちろん、私だって学生のアルバイト時代から領収書くらい書いたことはあります。
でも、今日の領収書を特別です。
私が家具職人として、初めて切った領収書です。
兎年はありがたいたいことに、新年早々からお仕事を頂けたました。
お客様のM様、本当にありがとうございました。
仕事の内容は、
1.テーブルの脚切り
2.食器棚の丁番交換と扉の調整
3.障子を活用した衝立づくり
1は、M様が購入されたバリ島家具のテーブルが座った姿勢に合わず高いので、また多少ガタツキがあるので、脚を切って調整する仕事です。脚を切るだけなのですが、7センチ四方くらいある棒を正確に切るのは結構難しいです。
それに切る前に大切なのが墨付け、つまり切る線を引くことです。この線は、例えばテーブルの高さを70センチにしようとしたとき、70センチで計って墨付けをしてもうまくいきません。その理論が通るのは、このテーブルが完全無欠に正しく直角に、天板は水平にできている場合のみです。
現状ただでさえガタツイているテーブルですから、そこは現物にあわせていくしかありません。水平なところにおいて、それにあわせて墨をつけていきます。
そのとき活躍するのがトースカンという道具。(あとでまた紹介するので見てください)
まあ、そうやって切りあげたとしても、結局は置き場所が水平でなければ意味がなく、現場で多少調整をすることも必要です。(今回はうまく現場に合いました)
2は、M様が20年以上も前に購入された北海道の民芸系の食器棚。樺の木でできた重厚な食器棚ですが、飼い猫ちゃんが何度か同じ場所に粗相をしてしまして、そのためにそこの丁番が腐食して、さらに扉も膨らんでしまっていました。
丁番を交換し、扉はかなりゆがんでいて開き扉がしまらない状態だったので、鉋だけで削っても埒が明かず、最終的には鋸で切るくらい大胆な処理をしました。
3は、これまたM様が買われた障子を二つつないで衝立にするアイデアをお手伝いさせて頂きました。
どれも家具を作るという仕事ではありませんでしたが、
「必要とされ、喜んでいただく」というのが、何の仕事にしても原点ですよね。
太平洋がまわるく見える小高い平屋のM邸にまたお伺いさせて頂きたいと思います。
M様、本当にありがとうございました。
もちろん、私だって学生のアルバイト時代から領収書くらい書いたことはあります。
でも、今日の領収書を特別です。
私が家具職人として、初めて切った領収書です。
兎年はありがたいたいことに、新年早々からお仕事を頂けたました。
お客様のM様、本当にありがとうございました。
仕事の内容は、
1.テーブルの脚切り
2.食器棚の丁番交換と扉の調整
3.障子を活用した衝立づくり
1は、M様が購入されたバリ島家具のテーブルが座った姿勢に合わず高いので、また多少ガタツキがあるので、脚を切って調整する仕事です。脚を切るだけなのですが、7センチ四方くらいある棒を正確に切るのは結構難しいです。
それに切る前に大切なのが墨付け、つまり切る線を引くことです。この線は、例えばテーブルの高さを70センチにしようとしたとき、70センチで計って墨付けをしてもうまくいきません。その理論が通るのは、このテーブルが完全無欠に正しく直角に、天板は水平にできている場合のみです。
現状ただでさえガタツイているテーブルですから、そこは現物にあわせていくしかありません。水平なところにおいて、それにあわせて墨をつけていきます。
そのとき活躍するのがトースカンという道具。(あとでまた紹介するので見てください)
まあ、そうやって切りあげたとしても、結局は置き場所が水平でなければ意味がなく、現場で多少調整をすることも必要です。(今回はうまく現場に合いました)
2は、M様が20年以上も前に購入された北海道の民芸系の食器棚。樺の木でできた重厚な食器棚ですが、飼い猫ちゃんが何度か同じ場所に粗相をしてしまして、そのためにそこの丁番が腐食して、さらに扉も膨らんでしまっていました。
丁番を交換し、扉はかなりゆがんでいて開き扉がしまらない状態だったので、鉋だけで削っても埒が明かず、最終的には鋸で切るくらい大胆な処理をしました。
3は、これまたM様が買われた障子を二つつないで衝立にするアイデアをお手伝いさせて頂きました。
どれも家具を作るという仕事ではありませんでしたが、
「必要とされ、喜んでいただく」というのが、何の仕事にしても原点ですよね。
太平洋がまわるく見える小高い平屋のM邸にまたお伺いさせて頂きたいと思います。
M様、本当にありがとうございました。