開業して6ヶ月、
ようやく作業台が完成しました。
じゃあ、今まで作業台がなくて、どこで作業していたのか?って。
まあ、いろいろ工夫してやっていたのです。
学校からもらってきた座り用作業台を既存の机の上に置いたり・・・
作業台って、
仕事を始めたらまず第一に作るものなのかもしれませんが、
私は今まで我慢してきました。
けっして怠けていたわけではありません(笑)
だって、
新しい工房の中で、広さや自分の仕事の流れもわからぬまま、
「とりあえず」で作っても意味がないし、
しかもこの「とりあえず」作ったものがなかなか捨てることができず、
そのまま長い年月居座ってしまうことってよくあるじゃないですか。
そのため少々様子を見ていたのですが、
半年経過し、そろそろ作ろうと腰をあげました。
<作業台のコンセプト>
1.堅牢であること
作業台の上でガンガンハンマー叩いて組み立てたりしても大丈夫なように
2.作業しやすいこと
作業台なので当たり前ですが。
3.消耗品ととらえ、交換できること
大事な家具というよりは、仕事の消耗品ととらえ、
過酷な作業に伴い傷みやすいところは交換できるよう検討
<コンセプトに対する解決策>
1.堅牢であること
9センチ角の柱と、9センチ×4,5センチの厚みの板で脚を構成。当初は6本脚のテーブルも検討しましたが、作業しやすく十分な強度が得られるので4本脚に。
天板には、重作業用のバイス(万力)をつけることもあり、コンパネ1.2センチ×5枚を貼りあわせ6センチの厚みにしました。
このバイスが、そう大きくも見えないかもしれませんが、実は結構大きく重いです。
アゴ(はさむところ)が24センチくらいあり、30センチくらい開きます。
またその天板と脚を固定するのに、木ネジでなく、直径12ミリのボルトで大量に留めました。ちょっと痛々しいくらいです。
2.作業しやすいこと
鉋がけの際、結構テーブルの足元に当たるので、そこはオープンにしました。
テーブルの高さは、76.5センチ。通常のテーブルより5センチくらい高いです。
鉋がけや作業の際、材料をとめる当て木が入れられる溝を天板の周囲にまわし、どこでも作業ができます。
この溝に材料に合わせて、高さの異なる板を入れて作業します。
(あらら、ちょっと留めが開いてますね。ナイフマークもありますが、これはあとで天板と面になるように削ります)
引出のひとつもあったほうがかっこいいかもしれませんが、テーブルの上でドンドン叩くと、それで揺れるのも気になるので、引出はなし、棚板だけつけました。
3.消耗品ととらえ、交換できること
長年使い込んだ味もいいのですが、作業をしていればどうしてもテーブルの上は凹んだり、傷がついたりしてきます。気にしながら作業するのもイヤですし。
そこで、コンパネ5枚のうち上の一枚は取り外し可能。平らを要求される作業台が平らでなくなったら、すぐ安いコンパネで交換できるようにしました。
天板周囲の枠のなかにスポッとはまる感じです。
また交換しやすいようにネジなんかも丸見えです。
そして、できた作業台がこんな感じ。
作業台もこれで完成ということはなく、
今後まだまだ改善していくところはあるのでしょう。
でも現時点では、
デザインよりも機能性重視で完成した作業台にまあまあ満足しています。
(材料は房州杉)
ようやく作業台が完成しました。
じゃあ、今まで作業台がなくて、どこで作業していたのか?って。
まあ、いろいろ工夫してやっていたのです。
学校からもらってきた座り用作業台を既存の机の上に置いたり・・・
作業台って、
仕事を始めたらまず第一に作るものなのかもしれませんが、
私は今まで我慢してきました。
けっして怠けていたわけではありません(笑)
だって、
新しい工房の中で、広さや自分の仕事の流れもわからぬまま、
「とりあえず」で作っても意味がないし、
しかもこの「とりあえず」作ったものがなかなか捨てることができず、
そのまま長い年月居座ってしまうことってよくあるじゃないですか。
そのため少々様子を見ていたのですが、
半年経過し、そろそろ作ろうと腰をあげました。
<作業台のコンセプト>
1.堅牢であること
作業台の上でガンガンハンマー叩いて組み立てたりしても大丈夫なように
2.作業しやすいこと
作業台なので当たり前ですが。
3.消耗品ととらえ、交換できること
大事な家具というよりは、仕事の消耗品ととらえ、
過酷な作業に伴い傷みやすいところは交換できるよう検討
<コンセプトに対する解決策>
1.堅牢であること
9センチ角の柱と、9センチ×4,5センチの厚みの板で脚を構成。当初は6本脚のテーブルも検討しましたが、作業しやすく十分な強度が得られるので4本脚に。
天板には、重作業用のバイス(万力)をつけることもあり、コンパネ1.2センチ×5枚を貼りあわせ6センチの厚みにしました。
このバイスが、そう大きくも見えないかもしれませんが、実は結構大きく重いです。
アゴ(はさむところ)が24センチくらいあり、30センチくらい開きます。
またその天板と脚を固定するのに、木ネジでなく、直径12ミリのボルトで大量に留めました。ちょっと痛々しいくらいです。
2.作業しやすいこと
鉋がけの際、結構テーブルの足元に当たるので、そこはオープンにしました。
テーブルの高さは、76.5センチ。通常のテーブルより5センチくらい高いです。
鉋がけや作業の際、材料をとめる当て木が入れられる溝を天板の周囲にまわし、どこでも作業ができます。
この溝に材料に合わせて、高さの異なる板を入れて作業します。
(あらら、ちょっと留めが開いてますね。ナイフマークもありますが、これはあとで天板と面になるように削ります)
引出のひとつもあったほうがかっこいいかもしれませんが、テーブルの上でドンドン叩くと、それで揺れるのも気になるので、引出はなし、棚板だけつけました。
3.消耗品ととらえ、交換できること
長年使い込んだ味もいいのですが、作業をしていればどうしてもテーブルの上は凹んだり、傷がついたりしてきます。気にしながら作業するのもイヤですし。
そこで、コンパネ5枚のうち上の一枚は取り外し可能。平らを要求される作業台が平らでなくなったら、すぐ安いコンパネで交換できるようにしました。
天板周囲の枠のなかにスポッとはまる感じです。
また交換しやすいようにネジなんかも丸見えです。
そして、できた作業台がこんな感じ。
作業台もこれで完成ということはなく、
今後まだまだ改善していくところはあるのでしょう。
でも現時点では、
デザインよりも機能性重視で完成した作業台にまあまあ満足しています。
(材料は房州杉)
今年開業しました。
まあ、関西から来ることはあまりないと思うけど、そのうち遊びにきてね。
フェイスブックはまだ使い方勉強中です。