松の長机、納品させていただきました。
製作工程の動画でも紹介させていただきましたが、お施主様の思いで古屋を解体した際の神棚板や古材を活用してもらいたいとのご依頼でした。
天板となった神棚板は虫食いなどの部分はカットしましたが赤身からは数百年経ってもなお松脂が染み出てくる力強い板で、脚や貫には柱として家を支えていた杉、檜を使い、わかりづらいですが脚の前面は柱であった当時そのままを残し穴や傷を残しています。
蟻桟と込み栓を用い釘やネジを使わずに組み上げ、古材を活かした趣としています。
また木を組み上げた武骨さに小さなアクセントとして華奢な引出をつけました。
内桟とすることで外からは天板に箱が吸い付いているように軽やかに見える作りです。
取っ手も穴をつけたり遊ばせていただきました。
今回のお仕事は(おそらく)数百年の時を経た材木に触れさせていただけたとともに、
設計や作りなど自由に任せていただけたことで大変やりがいがあり楽しい案件となりました。
ありがとうございました。
製作工程の動画でも紹介させていただきましたが、お施主様の思いで古屋を解体した際の神棚板や古材を活用してもらいたいとのご依頼でした。
天板となった神棚板は虫食いなどの部分はカットしましたが赤身からは数百年経ってもなお松脂が染み出てくる力強い板で、脚や貫には柱として家を支えていた杉、檜を使い、わかりづらいですが脚の前面は柱であった当時そのままを残し穴や傷を残しています。
蟻桟と込み栓を用い釘やネジを使わずに組み上げ、古材を活かした趣としています。
また木を組み上げた武骨さに小さなアクセントとして華奢な引出をつけました。
内桟とすることで外からは天板に箱が吸い付いているように軽やかに見える作りです。
取っ手も穴をつけたり遊ばせていただきました。
今回のお仕事は(おそらく)数百年の時を経た材木に触れさせていただけたとともに、
設計や作りなど自由に任せていただけたことで大変やりがいがあり楽しい案件となりました。
ありがとうございました。