=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

古民家にはやっぱり振り子時計

2009年02月24日 | 【お出かけ】木のむくまま
2009年2月23日 雨

人の連鎖反応は終わらなかった!

実は今年の祭りで使用する太い孟宗竹を探して、私は1月の地元新聞に出ていた竹取りボランティアに応募したのだが、あいにくその時は定員オーバーで「次回によろしく」ということだった。そして次回の予定3月の日程を竹取りボランティアの管理者が親切にも先週にお電話してくれたのだが、今度は私のほうが都合が悪くお断りをしたところだった。しかし人の連鎖反応は終わらないのである。

実は先週のNPO法人安房文化遺産フォーラムのボランティア活動の朝、その日の見学チームで自己紹介をしていて、私が「那古の中田です」と言うと、一人の方が「あなた那古の中田さん?竹取りに申し込んだ方?」と聞かれました。「私はそうです」と答えると、実はその方は竹取りボランティアの管理者志村さんだったのである。なんという偶然?また情報に気を配り、気づいて頂いた志村さんが素晴らしいと思いました。

そんなご縁で、本日は志村さんが世話人として参加されている「自然塾」のご案内をして頂きました。

三芳村の山の中を進み、そこから徒歩で歩いていくと大きめの古民家が現れた。
ここが自然塾の拠点です。

自然塾とは、
就農体験と農家宿泊ができる会員制の集まりです。
具体的には、年会費3000円と一泊1000円で、季節季節に応じた農作業を手伝い、そして古民家に泊まり畑でとれた野菜で自給自足を体験することができます。
この活動のすごいところは、実は20年の歴史があるところです。はじまりは1989年、世はバブルに浮かれていた頃に、このような活動を開始された先見性に平伏いたします。

古民家も筋金入りの古民家です。
まだ引越しして年数が浅いので順次整備を進めているところですが、正真正銘の古民家。風呂もトイレもしっかりあります。しかし、「寒い」とか「怖い」とか「不便」とか「虫がネズミが」なんて言葉は禁句です。リアル体験をしたい方に本当にオススメします。

テレビなんてなく、薪のストーブとこたつで、周囲は山だからご近所に何の気兼ねもなく仲間と騒ぐ夜はとっても魅力的です。

そんな話を志村ご夫妻とこたつに入りながらさせて頂きました。

志村ご夫妻わざわざ自宅から出てきて頂きご説明とおつきあい本当にありがとうございました。


「ボーンボーン」
それにしても古民家にはとなる振り子時計が似合います。
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