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加工しておいた蟻桟の取り付けを行いました。
こちらは、台形の逆型をした桟を叩きこんでいくのですが、
先のほうが少しづつ狭くきつくなっていくようにしてあり、
今回は長さが30㎝程度なので1ミリほど狭くなっています。
その加減はまさしく「きつすぎず、ゆるすぎず」といった感じです。
これによって、板の収縮を認めながら反り止めとなり、ビスなどで固定してしまった場合に比べ板が割れたりするリスクを防ぐことができます。
台風の週は湿度90%以上で木が膨張しているので、それが去ってから。それでも高い日本の湿度ですが多少はましかと。
製作物の形状も少しづつあらわになってきました。
次回は完成品をご紹介できると思います。
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