昨日の夜中に
ふと電話が鳴った。
夜中の電話って
ちょっと気になる。普通、こんな非常識な時間に来る電話は
人の生死にかかわる電話だから。
懐かしい学生時代の仲間からだった。
まさか、仲間が????
「Mちゃんのお母さんが・・・知ってた?亡くなったって・・・」
普段連絡を取りあわなくなってしまったけど
大事な友達。
そのころ、Mちゃんの家に行くと
すごい高級住宅地でも目立つ
すてきなおうちの中は
アートと沢山の動物たちに占拠された不思議空間だったっけ。
で、
必ず母さんが
「もお!!私は、この家で世話(家族とか動物の)ばっかりしてるのよ!」
なんて愚痴りながら
「ま、これでも幸せだけどね・・・」といわんばかりの
まんざらでもない表情をしていたっけ。
葬儀で久しぶりに遠くから見たMちゃんは
昔より
ちっちゃくなってた。
無理はないね。家族総出で母さんの病魔と全力で戦ったんだろうから。
最後にもう一度お焼香をして
Mちゃんと正面で会った。
ぎゅっと
抱きしめてやりたいくらい、心細そうな表情で
「きてくれたんだあ・・・」
と、泣き崩れそうになったMちゃん。
駄目だって!
父ちゃんを支えてやれって!!
それができるのあんたなんだよ!!
ハグはやめて
肩を思い切り3度たたいて頷いて
「もうちょっとだけ、がんばれ!」
って言った。
もう、十分頑張って疲れ果ててるやつに
頑張れって言ってしまったことを後悔したけど
気が張って、張って、張っていることが
本当は自分の崩壊しそうな心を守ってくれるから。今は。
そう思って。
少しだけ時が過ぎて
悲しみに十分に浸れるときがきたら
思いっきり泣けばいいよ。
何回だって、心で会話して
何回だって、泣いて
何回だって、嘆いて
納得していくことが
きっとMちゃんらしい母さんの送り方じゃないかな・・・
自分にも訪れるであろう
大切な人とのお別れを
考えながら・・・そう思う。
ふと電話が鳴った。
夜中の電話って
ちょっと気になる。普通、こんな非常識な時間に来る電話は
人の生死にかかわる電話だから。
懐かしい学生時代の仲間からだった。
まさか、仲間が????
「Mちゃんのお母さんが・・・知ってた?亡くなったって・・・」
普段連絡を取りあわなくなってしまったけど
大事な友達。
そのころ、Mちゃんの家に行くと
すごい高級住宅地でも目立つ
すてきなおうちの中は
アートと沢山の動物たちに占拠された不思議空間だったっけ。
で、
必ず母さんが
「もお!!私は、この家で世話(家族とか動物の)ばっかりしてるのよ!」
なんて愚痴りながら
「ま、これでも幸せだけどね・・・」といわんばかりの
まんざらでもない表情をしていたっけ。
葬儀で久しぶりに遠くから見たMちゃんは
昔より
ちっちゃくなってた。
無理はないね。家族総出で母さんの病魔と全力で戦ったんだろうから。
最後にもう一度お焼香をして
Mちゃんと正面で会った。
ぎゅっと
抱きしめてやりたいくらい、心細そうな表情で
「きてくれたんだあ・・・」
と、泣き崩れそうになったMちゃん。
駄目だって!
父ちゃんを支えてやれって!!
それができるのあんたなんだよ!!
ハグはやめて
肩を思い切り3度たたいて頷いて
「もうちょっとだけ、がんばれ!」
って言った。
もう、十分頑張って疲れ果ててるやつに
頑張れって言ってしまったことを後悔したけど
気が張って、張って、張っていることが
本当は自分の崩壊しそうな心を守ってくれるから。今は。
そう思って。
少しだけ時が過ぎて
悲しみに十分に浸れるときがきたら
思いっきり泣けばいいよ。
何回だって、心で会話して
何回だって、泣いて
何回だって、嘆いて
納得していくことが
きっとMちゃんらしい母さんの送り方じゃないかな・・・
自分にも訪れるであろう
大切な人とのお別れを
考えながら・・・そう思う。