秋山あゆ子「くものすおやぶんとりものちょう」福音館書店
虫の町は花盛り、くものす親分ことおにぐものあみぞうがはえとりのぴょんきちをつれて見回りしていると、
和菓子の老舗「ありがたや」から店の者が駆け寄って来ます。
明日が春祭りとあって店は大繁盛。しかし「ありがたや」には犯行予告が舞い込んでいました。
こんやくらのなかのおかしをちょうだいする
かくればね
かくればねとは何者か。親分は倉にぐるぐるとクモの巣をはって待ち構えます。あみぞうVSかくればね。
結果はいかに。
江戸の町の様子や虫達がていねいに描かれているので見ているだけで楽しいです。虫達の着物のたもとからのぞく手が2本ずつですが(足が2本で6本)、あみぞうとぴょんきちは3本ずつです(正確に描くと目が8つになっちゃいますが)。カマキリの親子は小さいカマキリを連れていますが、蝶の親子は青虫を連れています。
アリの家の床の間のこけしやだるまに触覚がついていたり。そして何よりも親分と怪盗の駆け引きが楽しい。
「いそげ、ぴょくきち」
「がってん しょうち」
いいねぇ(どこが書評だ)。
虫の町は花盛り、くものす親分ことおにぐものあみぞうがはえとりのぴょんきちをつれて見回りしていると、
和菓子の老舗「ありがたや」から店の者が駆け寄って来ます。
明日が春祭りとあって店は大繁盛。しかし「ありがたや」には犯行予告が舞い込んでいました。
こんやくらのなかのおかしをちょうだいする
かくればね
かくればねとは何者か。親分は倉にぐるぐるとクモの巣をはって待ち構えます。あみぞうVSかくればね。
結果はいかに。
江戸の町の様子や虫達がていねいに描かれているので見ているだけで楽しいです。虫達の着物のたもとからのぞく手が2本ずつですが(足が2本で6本)、あみぞうとぴょんきちは3本ずつです(正確に描くと目が8つになっちゃいますが)。カマキリの親子は小さいカマキリを連れていますが、蝶の親子は青虫を連れています。
アリの家の床の間のこけしやだるまに触覚がついていたり。そして何よりも親分と怪盗の駆け引きが楽しい。
「いそげ、ぴょくきち」
「がってん しょうち」
いいねぇ(どこが書評だ)。