とても高度なギャグ

映画「ダーク・シャドウ」を見て来ました。
なるほど、ダークだ。笑うに笑えないギャグが本領発揮というところでしょうか。「アリス-」はおとなしかったものね。ディズニーだし。肖像画がレンピッカだったのがツボでした。
50、60代の人でないとあの辺のギャグは笑えないのではないかという話に。
「それを言うならこの間の『ミッドナイト・イン・パリ』のギャグ笑えるのは80才くらいになるし」
「いやあれは大戦前に成人だった人だから100才くらいじゃ…」
それはすごい高度なギャグだねと。100才の人しか笑えないギャグ、作る監督に笑う客。ちょっと夢のような話だなと思いました。100年生きて笑ってみたいものです。
先日亡くなられた新藤監督の御冥福をお祈りいたします。