大きな物語がほしい

香雪美術館「狩野派の絵画」と西宮市大谷記念美術館「対話する美術/前衛の関西」に行ってきました。
「狩野派-」室町から明治までの狩野派の作品があります。つまりすごく古いのから新しい(?)のまで。狩野探幽の戯画図、河鍋暁斎蔵の署名が。持ち主がまたすごい。ここの展示は絵の前に焼き物が置いてあります。野々村仁清の鴨の香炉がかわいい。こんな普通にかわいいの作ったら価値がでないんじゃと心配してしまいます。高いのはだいたい変に怖いから。茶室の部屋に蛙耳の水指とありました。見ると両側の小さな取っ手が蛙が貼り付いた格好に。これもキュートでした。
「対話する-」時間があったので西宮も行ってみようと行ったら本日無料でした。ラッキー。渡辺信子さんの作品は布張りの木でしたがこの形でソファー作って欲しい。気持ち良さそうでした。藤本由紀夫さんのガラスの中で角砂糖が回っている音もちょっと印象的。パラモデルさんの工場にライトをつけたラジコンを走らせた写真も綺麗です。
真木武志「ヴィーナスの命題」読了。
横溝正史ミステリ大賞落選したわけわかります。わかりづらい。どれが誰だか。でも何だか気になるのも確か。えーと、結局どうなんだ(わからないのか)。