ヴァレンタインディ

「琳派降臨 近世・近代・現代の『琳派コード』を巡って」と「春画展」と「続『京都日本画新展』」に行って来ました。
「琳派-」とにかく江戸時代以降だから色が綺麗です。コードの取り方も色々だなと。リアル系や形式系や。神坂雪佳がやはり楽しい。福田美蘭さんの「誰ヶ袖図」は着物掛けなのにディズニーの服が掛かっていて誰の服かわかるのが楽しいです。
「春画-」何かやっているかなと通りがかったらしていたので国芳でもあるかなと。１８歳未満禁止なのにキャンパス優待はあるのね。入って驚きました。こんな混んでいる細見美術館初めて見ました。え、こそっと見る物では。国芳も歌麿も北斎もありました。北斎はやはりすごいです。いつもなら入らなくても行けるグッズ売り場も１８歳未満禁止。なるほど、入れません。カタログの通販もなし。でもこれらの絵のグッズ普段使えないような。
「続-」ここにも琳派の継承があるなと。日本画ってはっきりとぼんやりとうっすらとぼてぼてがあるなと。輪郭があるものないもの、ないけど色ではっきり分かれているの、線をしっかり入れるのとか。垂らし込みから、私はかってにセメント派と呼んでいますが、ぼてっと塗ってあるのもあります。日本画のいいところは絵の具の発色が綺麗。画面に絵の具が載っているだけで綺麗です。だからこそ抜きん出るのは難しいのかもしれません。
ハッピーヴァレンタイン！チョコ売り場に突入してみましたが熱気にやられました。板チョコを１枚。これでいいや。
来週は「朱色の研究」だ。