映画「ガンジスに還る」を見て来ました。
死ってフェイントをついてやって来るものかなと思った事があります。もうだめだと絶望的になっているときは助かって、また入院かまた帰るよねと思っている時やって来る。悲しみの予行演習をさせてくれるのかなみたいな。慣れないのは慣れませんけど。インド人はガンジスで死にたいと思うのね。もう死ぬと思ってガンジス河のほとり、解脱の家というホテルに入る父。それにつき合う息子。家に残った嫁と結婚を控えた長女。四人四様の様子が様子が興味深いです。しみじみと時にコミカルに。しかし歌のないインド映画もあるのね。
フィードラ・パドリック「アーサー・ペッパーの八つの不思議をめぐる旅」読了。
奥さんが亡くなって1年が経つアーサー。娘にせかされてようやく妻のものを片付けます。するとブーツの中に見慣れぬブレスレットが。八つのチャームがついています。質素だった妻に似合わぬ豪華なチャーム。象のチャームについていた電話番号にかけたらなんとインドにつながり。
結婚前の妻を知る旅に出るアーサーの冒険です。まったく外に出なかったおじいちゃんが旅をするのですからすごい冒険です。あれインドつながりだ。今日読み終わったのも今日映画を見たのも偶然です。