餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

祭りじゃ獺祭りじゃ

2018-12-21 22:50:33 | アート・文化

「どうぶつ俳句の森」と「ゴヤ、理性のねむり『ロス・カプリチョス』にみる奇想と創意展」を見て来ました。

「どうぶつ-」俳句に出て来る動物と動物の俳画です。ざっくりした感じが可愛い。日本酒で獺祭というのがあります。カワウソが岩の上に魚を並べている様子とか。まさにその獺祭の絵がありました。前に並べているのはまだいいですが、3匹木にさして万歳しているのがあります。確かに祭りです。可愛いじゃないですか。あとは酒よね。あと芭蕉の涅槃図がありました。真ん中に芭蕉が横になっていて回りを弟子や芭蕉の俳句に詠まれた動物や虫が悲しんでいる図。これおもしろかったです。虫まで泣いて(鳴いて?)います。

「ロス-」ゴヤの銅版画のシリーズですが皮肉が利きすぎていて2日で販売中止になったとか。枚数があるので近づいてみていたら腰が痛くなりました。細かいよ。なかなか嫌な時代を生きていますよね。