「原田治展 『かわいい』の発見」と「絵画のひびき 絵と絵が奏でる音楽×KOISO LADIES COLLECTION -衣装へのまなざし-」に行って来ました。
「原田治展」平日なので少ないだろうなと思っていたのに入るのに行列が出来ていました。そうか夏休みか。カップルや若い女の子が多かったです。そうか今でもかわいいんだ。高校の頃この人の布バッグを持っている子が多かったです。女の子のアップが可愛いんだけど肌色が近づくとオレンジのドットではしかみたいで怖かったのよ。ミスドのグッズとかみんな持っていたなと。画家を目指していて先生に聞いたら働かなくても食べていけるのなら画家を目指してもいいとか言われたそうで。デザインに転向します。最初の頃が尖っている。ペーター佐藤さんや安西水丸さんと同じグループでした。色んなパターンを試しています。「OSAMU GOODS」が自分で素材やロゴ配置、パッケージまでしているので見せ方が素敵です。だんだんイラストだけ渡すようになります。かわいいけどものが無難になるのよね。今でもカルビーのポテトチップスやECCジュニアの看板で見られます。かわいいの先駆者です。
「絵画のひびき-」絵から音を感じ取ろうという展覧会と小磯良平の収集していた楽器や衣装にまつわる展覧会です。ファッション美術館みたい。実際の衣装とスケッチと絵画が並んでいるんですが。ふわっとした広いレース襟がいやだったのかな。たたんで襟を立てていました。色々こだわりがあるのね。今回えっ、と思ったのは部屋にモーツァルトがかかっていました。音楽を聴きながら創作していた小磯の雰囲気を出す為だそうです。絵と合っている気がしました。