映画「あしやのきゅうしょく」を見て来ました。
すごくローカルな映画だと思って行ったのに、結構配役が豪華でした。話しはフィクションですが芦屋市の取り組みは本当らしい。いいな、今は給食室のある学校の方が珍しいかもしれません。昔は当たり前で給食のおばちゃんはちゃんとした公務員でした。一度ニュースになっていて腹が立ったのは街行くサラリーマンに「給食のおばちゃんの退職金が1000万ってどう思う」と聞いていたことです。何でそんなにと怒っていました。子どもの命を預かる職業にお金を使わなくてどうするの。下手な議員より働いていますよ。予算は安全が一番に切られます。
この映画では新米栄養士の主人公がアレルギーや宗教でみんなと同じものが食べられない子どもに向き合っています。和食が苦手な子どもが増えている。食育の授業で削りたての鰹節で出汁をとってみると美味しいといってもらえますが、予算内では無理とか。いろんな問題に直面します。月に一度のオムライスの日がすごい。作るチキンライスの量もすごいけど、かぶせる薄焼き卵1枚1枚焼いています。それをすばやくのせて行ってアルミホイルに包んでいる。気が遠くなる作業です。でも大味には見えません。ちゃんと美味しそう。本当に食べることは生きることよね(あんたは食べ過ぎ)。