映画「ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ」を見て来ました。
この映画を一言で言うなら「遅いわっ！」です。「奇妙な果実」と言うヒット曲があります。南部の木には奇妙な果実がなるというリンチで吊るされた黒人の遺体のことを歌った歌ですが、民衆を煽動すると言うことでFBIに目を付けられます。でもヒットしているのでそれを理由には逮捕出来ない。それで麻薬使用の罪で逮捕します。麻薬をやめていたときも彼女に麻薬を持たせたり。とにかくひつこい。まあ本人もまた手を出したり無茶苦茶ですが。44才で衰弱で亡くなっています。人生無茶苦茶だとまともな幸せがわからないのかも。ビリー・ホリデイを演じたアンドラ・デイの歌声が圧巻です。1920年代に出て来た反リンチ法は何度も上げられるも潰され続け、ようやく2018年に可決されたと。まだ制定はされていないみたいです。はー。