「ロベール・クートラス 僕は小さな黄金の手を探す」を見てきました。
「ロベール-」全然知らなかったのですが、ポスターを見たときは高級チョコレートみたいと思いました。縦長のデザインのような素朴な絵が並んでいます。結構人がいてしかもいつもと客層が違う。いつもは割とおじちゃんおばちゃんの多い美術館ですが、今日は若い人が多い。しかも何だかハイソだ。クラシックのコンサートに来た人たちみたい。何かで有名な人なの?
チョコレートみたいと思ったのは、彼がカルトと呼んだ小さな紙片に描かれた絵でした。ちょうどタロットカードくらい。素朴で可愛いような怖いような様々の絵。彼はこれにこだわり、友人達がこれをキャンバスの大きさに描いたら売れるのにと勧めても彼は拒否したそうです。貧乏一直線よねぇ。このうえなく生きづらい人です。でも妙に目が引き寄せられます。何なんでしょうこの怪しい絵の群れは。油彩とか見ていると普通に普通の大きさの絵を描いて売ったら売れたろうにと思うのに、このカルトがあったからここに展覧会が来ているのね。ややこしい人です。
喫茶店にあったカルト型のケーキ美味しかったです(そこは食べておく)。チョコも合うと思うな(商売っ気を出すんじゃない)。
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