餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

吠える獅子上見の虎

2024-04-30 11:44:22 | アート・文化

2/29分です。
「進撃の巨匠 竹内栖鳳と弟子たち」と「よきかな源氏物語」に行って来ました。
両方とも嵐山の美術館です。桜の時期の嵐山は混雑するので今のうちにと思いましたが、結構人がいました。普段から人が多いのね。桂川の護岸工事をしていました。桜の時期までに間に合わすのか単に年度末だからか。そう言えばよく氾濫していました。
「進撃-」竹内栖鳳の絵が並ぶというだけでも眼福ですが、弟子たちの絵も一堂に。これは見ないと。栖鳳の獅子と虎は最高です。「金獅図」は初めて見ました。吠えています。「猛虎」はやはり可愛い。師の筋に当たる応挙の「竜門鯉」とか呉春も。門下生の絵も好みで嬉しくなります。福田平八郎もそうだったのね。今もそうですが昭和から日本画がコンクリートみたいに塗ってある絵が出て来ます。油絵っぽいです。平ちゃんがそんな近代にも先生の派を残してくれたのかと。ナスがつやつやで素敵でした。
「よきかな-」今話題の源氏物語です。ここは常設で百人一首の展示があるので、紫式部の家系図にこれは何番の歌の人と百人一首の番号が振ってありました。源氏物語の屏風や掛け軸など色々。一場面のはいいのですが、物語屏風はそれぞれ五十四ずつ説明があるので流し見です。面白いのは人がいない留守居絵もありました。


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