餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

それはある日突然に

2012-05-26 23:24:17 | 本と雑誌
村上春樹「おおきなかぶ、むずかしいアボカド」読了。
初村上春樹です。勝手にトレンディな(ひょっとして死語?)文章を書く方だと思っていましたが(誰かと間違えている?)、ゆるい。洋菓子店の高級ゼリーはゆるゆるですが、ゼラチンを減らせばいいのかなと思ったらただとろみのあるジュースになったりします。かろうじて固体というあのゆるゆる感は難しい。まえがきに寄るとエッセイはビール会社の作るウーロン茶みたいなものだそうで。本職はビールだけど世の中にはウーロン茶しか飲まない人もたくさんいて手は抜けないと。ウーロン茶がこれだけ美味しいのだったらビール飲まなくていいかな(こらこら)。「蟹工船」の話で虐げられたものの視点で世界を眺めるのならいっそ蟹の視点から見た「蟹工船」てどうだろう、に爆笑しました。プロレタリアートが一気にジェノサイド小説ですよ。怖いよ。森博嗣さんみたいな視点の持ち主だと思いました。
餌金の様子がおかしいので隔離しましたが、亡くなってしまいました。隔離しようとしたら暴れたのに(それが良くなかったのかな)。しっぽが名古屋城のシャチのようにそった変型で泳ぎがうまくなく、口の形も変で水に浮いた餌は食べるのが下手でした。でもずうずうしく4匹の中ではだんとつ長生きしたのに。


元気にしてるらしい

2012-05-25 22:28:14 | 川魚
連れて来た次の日以来まったく姿を見ていないシジミを久々に1匹見ました。そばにスジシマのしっぽが覗いています。砂に潜ろうとしたスジシマに掘り出されたのね。しかも普通なら目だけ出しているスジシマ、頭が潜ってしっぽの先だけ出ている。よっぽど急いで無理矢理潜ったのね。底のゴミを網ですくったりしばらくいたら、シジミさんはちょうつがいを横に垂直になってズ、ズズスと潜って行きました。結構早い。当分みそ汁にはしないから安心して。


同意を求められても

2012-05-24 23:58:47 | 映画
「わが母の記」の予告編がひどいと言う話になりました。本来ああそうだったのかと気付いて感動する場面を予告編でしている。あれでは感動も半減じゃないかと。んー、「わが母の記」は見に行きましたがまわりが普段映画に来ないような人が多かったです。上映期間前に映画に来ていて予告編見ている人いないんじゃないかな。最近では「MIB3」の予告編がひどいと思いました。いえ、映画の出来ではなくてアメリカ人の金魚に対する態度が。と思っていたらテレビでばんばん予告流し始めました。そうかテレビがあったか。やっぱり金魚に愛がないよ。


たまに仕事が早いっ

2012-05-23 23:49:44 | 映画
映画「裏切りのサーカス」を見て来ました。1度目は欺かれ2度目は真相に驚くみたいなことがポスターに書いてありましたが、どうなっているか把握しづらいとは思いました。誰か裏切り者がいる。淡々と証拠を集めていくような感じです。ふと映画「ジョン・カーター」のレビューを思い出しました。原作を読んでいないと話がわかりません。でも原作を読んでいると滅茶苦茶腹が立ちます」。どないせいっちゅんじゃ。案の定今回の原作読んでいた友人に話を聞いたらイメージが違うと。私は伏線拾い切れずに終わった感じです。まあ、いいや(いいのか)。悪くはないです。ちょっとスプラッターあり。


無表情なんですけど

2012-05-22 23:56:48 | 川魚
もともと水草の重り代わりに根元についていた素焼きの輪っか、そのまま水槽に置いています。その横になった小さな輪っかにスジシマドジョウが2匹並んで入ってこっちを見ていました。かわいい。アイドル写真か。レモン持たせたい(それはザ テレビジョン)。