映画「プーと大人になった僕」と「ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談」を見て来ました。
「プー-」全然キラキラしていない感じがいいです。プーさん達が微妙にユーズド感があるのがいいです。色調は地味な感じですが、淡々としていて堅実な感じで良いです。メンバーがそろって行くところがいいし、森が絵本の挿絵のままなのがすごい。この先滝が笑いました。
「ゴースト-」波津彬子さんの英国幽霊奇談みたいな美しいのを想像していましたが、舞台劇というかちょっとウルトラQっぽい。でも私はそっちの方がありがたい。いかにも怖いぞという画面より一見普通の場面の方が怖いです。台所で夫婦が立っている場面が何故か怖かったです。
後ろにいた友人に肩のところがちょっと出っ張ってると言われ触ったら、洗濯バサミがキャミソールについていました。ギャーッ、全然気づきませんでした。このままここまで来たの？びっくりしました。電車の座席に座って気づかなかったのが不思議。
「みんなのレオ・レオーニ展」と「伊丹と近代の俳人たち -鬼貫をめぐって」に行って来ました。
「レオ-」小さな子がすごく多かったです。原画がかわいい。スイミーの原画の色が違っていたのにびっくり。インドで作られていたアニメーションが綺麗で動きがなめらかでした。レオーニのカエルって丸っこいのに伸ばしたとき後ろ足が長くて妙に色っぽい。紙に色を塗ったガラス板を押当てる手法が面白い色合いを作っていました。鉛筆画はリアル。水彩画もありました。やはりネズミとかワニとかがいいです。
「伊丹-」短冊や掛け軸が展示されていました。内容よりも掛け軸の絵に目がいってしまいます。いいのか悪いのかは全然わかりません。でもなんとなくいいような気がします。
江本マシメサ「浅草和裁工房 花色衣 着物の問題承ります」読了。
和裁士という職業を初めて知りました。着物を縫う人っていうのは何となくわかりましたが、クリーニングも和裁士さんの仕事だったのですね。気軽に着るのもいいものですが、格式のあるところへ行くのはやはり色々と大変そうです。かっこいい人が着物って滅茶苦茶目をひきそうです。
映画「≒草間彌生 わたし大好き」を見て来ました。
空間恐怖症なのかと思うほど隙間があればどんどん描き込んでいます。たけしの誰でもピカソに出ているシーンがありました。あ、これ見てた。10年前の映画だったのね。草間彌生さんとそれを支えるスタッフさんの映画です。しかしインタビューの人が時々失礼。出来た絵の感想を聞かれて「とても晩年の作品には思えません」と。草間さん、わたし晩年なの？これは怒ってもいいレベルよね。勲章をもらえる時肩書きを何にしますかと聞かれて前衛芸術家にしていました。まさに画家ではなく芸術家です。書いているペンがマッキーに見えたけど何だったのでしょう。
和氣晃司「空飛ぶ救命救急室 ドクターヘリの秘密」読了。
昔にドイツのドクターヘリの番組を見て、日本から視察が次々来るが取りかかったという話は一向に聞かないとありました。日本は遅れているんだなとその時は思いましたが、1995.1.17の朝すごく静かな鳥さえ鳴かない空を見てとてもがっかりしました。後で現場に行こうとヘリをチャーターしようとした医師が問い合わせると全部報道関係が押さえていたというのを聞いて怒りが。その後ヘリの航空法に関する法律をぱらっと見て日本にドクターヘリは無理だと思いました。日本でドクターヘリが正式運用されたのは2001年４月のことだそうです。私はもうドクターヘリなんて夢物語だと思っていましたから、ドラマが始まったときもふーんくらいの感じでした。本当に活動していたのね。映画を見た時なるほどと思ったのはヘリポートが病院前にあったこと。かなり広い敷地でした。そうかこういう手があったのね。住宅地の中ではまずできません。で、実際の活動を読んでみようと。写真も多く子ども向けに書かれたわかりやすい本でした。現在運行されているのは４２道府県ちゃんと普及しています。ドラマ見ておけば良かった。
「祝！結成30周年記念 ザ・ニュースペーパー 瓦版 大阪夏の陣」を見て来ました。
相変わらずネタが早いです。オープニングは何かと思ったら大阪なおみさんでした。セリーナが小さいマットのようなものを持って現れたと思ったら床に置いていました。そしてラケットを床に叩き付けていました。なるほど。やはり安倍さんとトランプ大統領、金正恩が多かったです。石破さんがごねていました。今の政治をここで知るのもどうかと思いますが、まあいいか。神戸で見るのとだいぶん内容が違います。まあ神戸は年末なので総決算みたいな感じになるからかもしれません。
