「ルーブル美術館展 肖像芸術-人は人をどう表現してきたか」と映画「蜘蛛の巣を払う女」を見て来ました。
「肖像画-」ルーブルですが肖像画ばかりだったので少ないかと思っていたのですが、すごく多かったです。最終日だからか。油絵ばかりかと思っていたのですがエジプトからローマから彫像や壁画も来ていました。これは幅広い。時代が後になっても古代の英雄風があったり、コスプレって今に始まった事じゃなかったのね。ナポレオンのところ人気でした。シルークロードの女性のモザイク画を見て隣のカップルの女性が化粧の仕方が今と同じって言っていました。顔の縁を追い色にして陰影をつけ鼻筋にハイライトを入れて高く見せる…そうなんだと男の子がうなづいていました。昔から女性は大変ね。
「蜘蛛の-」リスベットがかっこいいです。男の子はやはりランボルギーニがかっこいいのか。前ほど非情な感じはなかったですが、ばっさばっさな感じは相変わらずです。お父さんひどい。予告編と違うのは最近の流行なのかな。
おかべたかし文/山出高士写真「くらべる東西」読了。
東西の文化の違いを活字で述べている本は多いらしいですが、写真でズバッと見せているのがわかりやすいです。しかも写真は全部取り下ろし。見開きで左が東右が西、次の見開きに解説。知っていたのも知らなかったのも色々楽しい。銭湯の湯船が東は奥で西が中央というのにあれっ?中央にあるのもあるけど奥が多い気がする。中央は配管の構造が大変なので中央湯船は減っているそうです。その時代の人々が残したいと思わなければ違いは残らないと。文化の差は漠然と残っているのではなく意思によって残っているというのにいいなと。ネットでどこでも情報が入る時代。どこにいっても同じはやはり味気ないです。