映画「毎日がアルツハイマー」と「毎日がアルツハイマー 2 関口監督、イギリスへ行く編」を見て来ました。
「毎日-」関口監督が認知症が進行して行く母親をがっつり撮ったドキュメンタリー。母親も監督もポジティブ。でもおかげで肝心の母親が深刻さにまるで気づいていない。そのうち私もボケるだろうけど、と言っている。自分はまだボケていないと思っているから、娘があれこれ言うのがうるさい。監督はオーストラリアに息子と元夫を置いて来ている。大変です。
「-2」引きこもりだった母親をデイサービスに送ったり、一緒に出かけたり出来るようになりました。でも調子の悪い日は1日中ベッドの中。監督は認知症本人の意思を尊重するケアのことを知り、調べにイギリスまで行っています。「パーソン・センタード・ケア」と言うそうです。患者によって全部方法が違い、この患者で上手く出来たからといって他には通用しない。これは大変です。患者をよく知る人が必要。でもこれが一番いいような気がします。