餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

絶景かな絶景かな♪

2021-05-22 23:41:07 | 本と雑誌
ふしぎ発見が琵琶湖疎水特集。近江八幡のヴォーリズ建築が。うんうん、見に行ったよ。クラブハリエのケーキはおいしいよね。たねやのおはぎも好きです(それは出ていないって)。
青木祐子「これは経費で落ちません!8 -経理部の森若さん-」読了。
トナカイ化粧品を吸収合併した天天コーポレーション、しかし経理部に増員はなし。さらに忙しくなる経理部です。ややこしい所に、社内の派閥にも利用されそうな気がしてうんざりの森若さんでした。しかし現場で何とかする営業部の臨機応変さはえらいなと思いました。

機械的に仕上げてく

2021-05-21 23:06:18 | アート・文化
「特別展 吉村芳生 超絶技巧を超えて」を見て来ました。
これ見たかったんです。前に京都であって行くつもりだったのに行けず、今回やったー行くぞと計画立てたら緊急事態で閉館に。ようやく見られました。ポスターの藤の花がとにかく綺麗だったんです。けれど会場に入ると、ん?私、会場間違えた?モノクロの写真展に来たのかと思いました。もともとは版画やドローイングをされていたのですね。新聞紙の上に自画像、と思ったら新聞紙を拡大して全部手書きをしてそれに自画像を描いている。何気ない風景など白黒で撮り拡大して升目に分け濃度を9段階に分け同じ升目に斜線で濃度を分けて書くとか。江戸時代の人が若冲の升目書きを見て驚いただろうというのを感じました。後期山口県に帰ってから身近な花を色鉛筆で描くようになります。こんなにでっかかったのか。コスモスや芥子、タンポポ、そして藤の花。全体的に描くのかと思ったら小さな升目ごとに完成させていました。絶筆が右側が四角く真っ白でした。写真より綺麗。もう少し小さい絵にすれば塗るの楽だったろうに。小市民なことを考えてしまいました。もっと描いて欲しかったです。
 

明日は違う僕と食事

2021-05-20 23:41:08 | 映画
新垣さんと星野さん結婚のタイトルを見て何の番宣だろうと思ってスルーしていました。すいません、お幸せに。ところでシーちゃんは元気なのか気になります。
映画「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」を見て来ました。
平行世界ものですが、しっとり描かれているのがいいです。戻るにしろ戻れないにしろ、どちらの幸せを優先させるかで世界がガラッと違います。友だちがいい人です。時々主人公がひどい人に見える。主人公の書くSFの世界がどこかレトロっぽくて良いです。シェクスピアが間違っているっていう子どもがすごい。
せとうち美術館ネットワークのスタンプラリーの景品が届きました。山口県立美術館の「みる。しる・しらべるコレクション 雪舟筆牧牛図」と兵庫県立美術館の「TADAO ANDO / HYOGO」です。「みる-」雪舟に十牛図があったとは。十牛図は京極夏彦さんの「鉄鼠の檻」で知りました。「TADAO-」は兵庫県の安藤建築の本です。おおっ、サイン本だ。豪華です。去年はなかなか他府県を回れず。緊急事態がなかった時期にちょっとだけ回りました。早く普通に見に行けるようになって欲しいです。

古書店には猫が合う

2021-05-19 23:29:08 | 映画

映画「ブックセラーズ」を見て来ました。

本屋を殺すのはアマゾンかKindleか。世界最大規模のニューヨークブックフェアの裏側からブックセラー達の世界を捕えたドキュメンタリー映画です。ニューヨークでもやはり書店の数はだいぶん減っているそうです。古書店が生き残るには最高か最低か唯一か。高い本か市場より安いかそれしかない本ですね。今や希少本がネットで変える時代。古書店としてどうするか。若い人が本を読まないと言うのも日本と一緒ですが、地下鉄で本を読んでいるのは20代、40代はKindleと言うのにほほうと。いいやんか。「7年前のパソコンのファイルは開かないが、500年前の本は開くし読むことが出来る」にそうだそうだ。古いパソコンの文章が取り出せないのよ(知るか)。古い化石の本が良かったです。実物大。大きい魚は図版も大きくなります。パタパタと折り込みを開いて見せてくれました。すごい個人図書館も。ファンタジーかSFの世界です。デビット・ボウイひどい。


左手のピアニスト達

2021-05-18 23:42:15 | 映画

映画「にしきたショパン」を見て来ました。

たぶんローカルな映画です。プロの演奏家を目指す幼なじみ高校生の二人。男の子は技巧派女の子は感情派。震災を機に運命が変わっていって。展開はベタかもしれませんが、男の子のひねくれ方が独特。実際の音大生の人がしているのかな、と思ってました。ヒロインは当時音楽高校、男の人は鍵盤触るの初めてだそうで。すごい。弾いているかと思った。阪神のあの辺ってモダン建築が色々あって楽しいです。うんうん、松林あるある。

エンドロールが終わって出ようとしたら一番前に座っていた男の人に「ありがとうございました」と声をかけられました。・・・しばらくして出てから気がつきました。映画関係者の人だ。たぶん主役の人。何でここに?監督の方もいらしたようで外でサイン会と撮影会になっていました。帰らないといけなかったのでその場を離れましたが、サインもらえばよかったかな。

杉村喜光文/大崎メグミ絵「モノのなまえ事典」読了。

これ楽しいです。知っているのもあったけどそれに名前があったとは。バッグクロージャー君ともう一人(誰?)が案内してくれます。気に入ったのは原稿用紙の真ん中にある間に2つある模様。「魚尾」と言うそうです。そう言えば魚の尻尾にみえるよ。さかのぼること江戸時代、木版で刷った紙を半分に折って本にするときの目印になっていたとか。必要だったのね。