地底人100物語

相手にとって不足なし

咲花温泉「柳水園」

2011年05月10日 | 新潟の地底人
咲花温泉「柳水園」

咲花温泉の通りをブラブラ歩いていると硫黄の臭いが漂ってくる。
この臭い、「温泉にキタ~っ!」と気分が高揚しますよね。
臭いの元はおそらくここ柳水園。

この右手の坂を上がった先に柳水園があるのだが、冬季はこの坂道へ融雪用の温泉を流しているのだ。
で、引き寄せられるように立寄り入浴。
湯気のこもった小さな浴室内は墨絵の世界だ。
内湯のみで約2m四方の湯船がひとつ。


湯口からこんこんと投入され、さらさらと溢れ出ている。
淡い翠色の湯はほぼ透明でキリリと熱い。
ちょっと締め付けられるような入浴感だ。
主張しすぎないタマゴ苦味と苦硫黄臭、そしてキュッキュッとした肌触り。
窓を開け外気を取り込むと、冷たい外気が気持ちいい。
湯上りは小気味いい疲労感が残る。

※色・臭いが淡いのはとても新鮮だから、と「やませみ参謀」のお言葉。

新潟県五泉市佐取7241
TEL 0250-47-2121

2007年12月の入浴メモより

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