地底人100物語

相手にとって不足なし

湯の平温泉「松泉閣」(群馬)

2020年05月07日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

湯の平温泉「松泉閣」

今回旅人が向かったのは群馬県にある湯の平温泉の一軒宿「松泉閣」。
長野原から国道を野反湖へ向かい、草津温泉への分かれ道の手前、川の対岸に宿が見えてきます。
細い分かれ道を降りると宿の駐車場。
車を降り案内板を確認しましょう。

ここ駐車場は右下ですね。
まずは竜宮吊橋を渡り、宿で受け付けてから川べりの露天風呂に至るようです。
では参りましょう。

雪の坂道を降りてくると竜宮吊橋。

この後、坂道をくねくねと上るとワンコがお出迎え。

玄関で日帰り入浴を受付けると、今度は結構な下り坂。
足元に気を付けて下りましょう。

川床まで降りきると露天風呂の湯小屋が現れます。

簡素な造りですね。
右手が男湯。

裸になったらお湯をいただきましょう。
岩造りの湯船には中央に岩が島のように置かれています。

身を沈めると、約40℃くらいの適温。
湯船の底に埋めてあるパイプから温泉を注入。
これが結構な熱湯で、知らずにいると尻焼き温泉になってしまいます。
湯面からは石膏臭と弱アブラ臭のミックス。
深さもあるので顎まで浸かることになり、長湯は苦しいです。
中央の岩に上ってクールダウン、そしてまた湯に戻るの繰り返し。
こりゃ~、たまらんです。

ちょっと助平心を出して女湯を覗いてみました。
奥が源泉井で、そこから手前の2つの湯船にお湯がひかれているようです。

雪景色に立ち上る湯けむりが良い感じ。
雰囲気も景色も女湯の勝ちでした。

2004年2月のメモより

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秋にも来てみました。
まずは竜宮吊橋から。


湯面には紅葉が映えて、おまけに湯船には落ち葉がたくさん浮かんでいます。

お湯のよさに変わりはありません。
湯船に浸かり対岸の黄葉をボーっと眺めていると、吹き抜ける川風が気持ちいいです。
風に吹かれて、対岸の木々からスローモーションで金粉が舞うように黄葉が舞っています。

癒されるなぁ~。

今回も助平心を出して女湯を覗いてみました。
奥の源泉井から立ち上る湯けむりを背景に、こちらは黄葉ですね。

男湯と女湯で紅と黄金色と植栽を分けるとは、まいりました。

2004年11月のメモより

2012年11月30日で営業休止

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