気がつくと、もう年末・・・そんな訳で、レイアウトの大掃除をしました。掃除機でレール上のホコリ等を念入りに吸い取ります。しかし、吸い取ったと思っても、意外とホコリが残っていたりするものです。掃除機が届かない高架橋の下には、お恥ずかしながら「クモ」の巣があったり・・・彼にいわせると立派な「街の住民」なのかもしれませんが、今回はお引き取り願いました。
いつもはレールクリーナで線路を掃除しますが、今回はいきなりエタノールでレール表面を拭き取りました。綿棒にエタノールをしめらせ、軽くレールの上を滑らせます。小さなレイアウトですが、敷設したレール全部を拭き取るとなると、結構大変です。面倒と思ってやらないと、あとでもっと面倒になるので、ここは我慢です。
ちなみに、以前にも紹介したかもしれませんが、模型店でカラー用の空き瓶を購入し、その中にエタノールを移して使っています。
無水エタノールを入れている小瓶
ただし、エタノールを使う時は必要以上に十分換気等をし、極力吸引・摂取しないよう注意する必要があります。市販されているレールクリーナーを使う方が無難です。
なんとかレイアウトの大掃除が終わりましたが、他にも掃除しなければいけないところが・・・小生も追い出されないうちにリアルの世界も掃除します。
関連記事
・無水エタノールを試してみました
折角入線してきたKATOの新EF57ですが、今もって有効な脱線防止策を導き出せておりません。Y字ポイントは「運が良い」と全く脱線しないときがありますが、本当に運任せです(関連記事参照)。きちんと走らせるには、抜本的な保線しかないと覚悟を決めつつありますが、固定式レイアウトのためバラストを剥がしての作り直しが必要となり、小生にとっては結構な手間です。
何を言っているのだ!それがレイアウトの醍醐味だろ?確かにそうなのかもしれませんが・・・夏休みの自由研究の課題になりそうです。
関連記事
・脱線からの脱出 - EF57
・削っても削られたくない - KATO
・EF57の走行具合 - KATO
不調だったTOMIXのセレクタースイッチボックスを整備してみました。そこで、今回は分解した時の様子を簡単にご紹介いたします。
TOMIXセレクタースイッチボックスN
本体を分解するに当たって、ネジ頭部側を上にすると、下図のように反対側に部品類がきちんと止まった状態で開けることが出来ます。
ネジ頭部側 カバーを開けた様子
カバーを開ける際、勢い余ってレバー部の「コイルバネ」が飛び出ることがありますので注意が必要です。
レバー部におけるコイルバネの設置位置
コイルバネとレバー部一式を取り外したら、次に基板と青いスイッチ部を取り外します。スイッチ部の裏に金属接点が2つ未接着状態で取り付けられていますので、外す時に紛失しないよう気をつけます。また、スイッチ部には金属接点の取り付け位置が4カ所ありますので、復元する時にその位置を間違えないようにします。
スイッチ部を取り外した様子 スイッチ部裏の金属接点の位置
もう数年使っていましたので、内部も埃等でずいぶん汚れていました。そこで、基板をはじめ全体を簡単に綺麗にします。次に基板の状態ですが、目視で確認したところ大きな損傷は認められず、「ハンダ付け」もきちんとしていましたので、接触が悪いのだと思い、スイッチと基板とがしっかり接触するよう、分解した状態で通電しながら、差し込み具合を調整しました。
スイッチボックスの基板 スイッチと基板との接触具合
何度かやっているうちに、きちんと動作するようになりましたので復元し、組み上がったところで再び動作チェックをしてみます。以前と同じようにきちんと動作するようになりましたので、これにて一件落着です。
修理完了したセレクタースイッチボックス
ちなみに、写真を撮りながらでしたが、20分程度の作業でした。何かの参考になれば幸いです。
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・セレクタースイッチボックス、壊れる?! - TOMIX
久しぶりにのんびりレイアウトで楽しんでいました。ところが、どうも走行具合がおかしいので、レールの清掃や、車両の手入れなどしてみましたが、あまり効果が認められません。やはり車両もレイアウトも適度に走らせないと機嫌が悪くなるようだと思い、半分諦めモードで一日を過ごしました。楽しかった連休を惜しみつつ、レイアウトを片付けます。小生のレイアウトはセレクタースイッチボックスを多用しているため、片付ける時に併せてレイアウトからのフィーダ配線も切り離さなければなりません。
これまでろくにしていなかったのですが、今日に限って片付ける際に、セレクタースイッチボックスの動作確認をしてみました。すると、そのうちの一つの通電が悪く、どうやら動作不良を起こしているようです。
動作不良が疑われるセレクタースイッチボックス
もしかすると走行具合がおかしいのは、このセレクタースイッチボックスと関係しているかもしれません。後日分解して調べてみようと思います。
関連記事
・セレクタースイッチボックスの修理 - TOMIX
・レイアウトの紹介 パート5 - 鉄道模型
「新・幹線」を敷設するときに、高架部分にTOMIX「高架橋?」や「高架橋S140-55.5」、「PC水平橋脚」を多用しました。
「高架橋?」 「PC水平橋脚」
両者を用いて単線高架線を構築した様子
「高架橋?」などを複線として用いた様子 その橋脚の様子
既にご存じの方も多いかと思われますが、「高架橋?」を複線で用いる場合、「複線PC橋脚」を使うと上り線と下り線の「高架橋?」を固定することができます。
複線PC橋脚 複線の「高架橋?」に用いた様子
複線「高架橋?」に橋脚を配置した様子 複線PC橋脚
これを「高架橋S140-55.5」に応用すると、複線化した高架線を幅方向にある程度連結・固定することができます。また、「複線トラス鉄橋」に付属している複線PC橋脚(丸形)も流用できます。
複線PC橋脚を用いた様子 「複線トラス鉄橋」付属の複線PC橋脚
PC水平橋脚のみ用いた様子 複線PC橋脚を用いた様子
お正月休みなどでいわゆるお座敷レイアウトを楽しむ機会が多いかと思われます。PC水平橋脚が不足したときなど便利かもしれません。
最後になりましたが、今年もよろしくお願いいたします。