2M化した北斗星、PFと比べスタートが悪いカニM車でそのまま運用していましたが、徐々にPFの挙動がおかしくなり始めました。特に顕著だったのは、発車させるときで、走り出さないカニM車がそのまま死荷重となりPFに余計な負荷がかかるようになってしまいました。挙げ句には、これまで登坂できていたのに、見た目にも徐々に速度低下が著しくなりました。購入したばかりなのにと思いつつ、早速カニM車を分解清掃しました。
バラバラのカニM車 車軸から車輪を取り外す
TOMIXの場合、車輪の内側と集電板とが接触するタイプが多いので、私の場合は車輪の内側も時々清掃します。清掃には綿棒やテッシュなどにKATOのユニクリーナを浸してふき取っています。
早速やってみましたが、写真ではわかりにくいかもしれませんが、内側1輪清掃しただけで、綿棒の頭が真っ黒くなってしまいました。これはかなりの汚れ具合です。少ししか運転していなかっただけのショックでした。2M走行は意外と汚れるものなのでしょうか。
ユニクリーナ 車輪をふき取った綿棒(手前)
8輪全て内側と車輪の表面を綺麗にふき取り、また台車に着いている集電板や各種接点も同様にユニクリーナでふき取りました。ウォームホルダとウォームギアについても、いったん付着していた油性のものをふき取ってから、以前にご紹介したタミヤのラジ四駆チタングリスを塗って元に戻しました。
タミヤのグリス 台車の集電板
あとは丁寧に元に戻して完了です。約30分ぐらいかかったでしょうか。しかし、これで終わりではありません。早速、試運転、です。
PFをやや離れた場所に配置して、パワーパックを回してみました。PFに少し遅れてながらも微動し始め、カニM車もスロー運転ができるようになりました。PFと比べるとややぎこちないですが、以前と比べれば・・・これにて一件落着です!
フル編成化した北斗星を下関PF1台で牽引させているのですが、平坦部では爽快に疾走しております。しかし、上り勾配がきつい区間では、やや辛そうな走りをしておりましたので、「カニ24型M車」(品番8513)を増備することにしました。ところが、単品で発売されているカニM車は銀帯、北斗星カニは金帯なので、どうしたものかと考えましたが、きっと両者の車体を換装させられるだろうと甘い期待を胸に、「いざ、模型店!」へ。
今回増備したカニ24型M車
早速両者を比べてみると、案の定簡単に車体を換装できそうでした。また、カニM車の取扱説明書を読んでみると、カニM車は機関車の直後に連結することを推奨しておりました。機関車の直後と言うことは、テールライトやトレインマークを点灯させる必要がない!これはラッキーでした。先日配備した増結用のオハネフにはライトユニットが無いので、テールライトが点かず、増結用だけで編成を組んでも、今ひとつ「盛り上がり」に欠けていたところでした。そこで、北斗星カニのライトユニットをオハネフに移植させることにしました(カニM車の下回りを北斗星に使うので今まで通り点灯する)。
カニM車(左)と北斗星カニ(右)
カニM車、北斗星カニそれと増結用オハネフをそれぞれ分解し、北斗星カニからはライトユニット(下左の写真にある緑色のパーツ)を取り外しました。
カニM車と北斗星カニでは、窓枠が異なっているので-カニM車の窓枠が下回りを支える構造のため-窓枠も交換する必要がありました。窓の表現は両者で異なっていましたが、この際細かいことは気にしないことにしました。
バラしたカニMとオハネフ 窓枠
分解、換装作業はそれほど時間もかからず、容易に終えることが出来ました。また、カニM車にはトレインマークシールが入っており、切り取って自分の好きなマークを貼り付けられるようになっています。増結用オハネフには、ここは迷わず「銀河」を選びました。実際にはあり得ないかもしれませんが、模型ですので楽しみます(たまにはこんな銀河?!)。
カニM車に入っていたトレインマークシール
(これ以外にもJRの転写シールが入っている)
イラスト- あさかぜ、富士、はやぶさ、出雲、瀬戸、銀河、明星、なは、はくつる、彗星、日本海、つるぎ
文字- あさかぜ、富士、はやぶさ、出雲、瀬戸、安芸
これで、北斗星カニはM車に、増結用オハネフにはライト類が点灯するようになりました。またカニM車はトレーラとなりましたが、北斗星の増結用車両だけで編成を組むときの「カニ」として運用することにしました。
「銀河」のトレインマーク 点灯させた増結用オハネフ
しかし、増結用オハネフには点灯ON-OFFスイッチがないので、北斗星のフル編成で運用すると、ちょっと変な感じになってしまいました。これもご愛敬ということで。
闇夜に光る増結用オハネフのテールライト類
一方、M車化された北斗星カニですが、取扱説明書にあるとおり機関車との同期作業をする必要があります。同期作業といっても、単純に線路上に機関車とカニを配置して、同時に同方向へ走行させ、カニM車に着いている調整ネジで速度を調整する仕組みです。
下関PFは本当にスローが利くので、パワーパックをちょっと回しただけで静かに滑り出すのですが、カニはびくともしません。もう少しパワーパックを回すと、突然動き出します。ちょっと残念な光景でしたが、カニが一度走り出せば、両者ほぼ一定の間隔で走行していました。
これで何とか換装作業終了でしょうか。早速カニM車を組み込んだ北斗星の運行を再開させることにしました。はたしてどうなることやら・・・
休みを利用して金沢方面へ旅行してきました。金沢から少し離れたところに宿泊したのですが、折角なので金沢観光をしようと思い、宿泊した最寄り駅から金沢駅まで北陸本線に乗ってみました。
今回は、時刻表も持たず、確たる予定も立てず、ぶらりと気ままに乗った北陸本線で出会った車両を紹介します。
乗車した475型
雪の降る中、入線してきたのは普通電車475型・3両編成でした。車両はデッキ付きで、デッキに近い部分はロングシート、それ以外はクロスシートでした。優等列車以外ではデッキ付き車両に乗る機会が滅多にないので、ちょっと嬉しかったです。
室内の様子
駅で電車を待っているときはとても寒かったのですが、車内はそんな寒さとは全く無縁でした。座席のヒータが心地よく効いており、室内はドアで区切られているので「すきま風」も入ってこない為とても暖かく、また揺れも少なく快適でした。
洗面台の様子
洗面室には、まだ急行型の面影が残っており印象的でした。トイレがある車両では、向かい側に洗面室がありました。しかし、トイレが廃止された車両では洗面もフタがされ使えないようになっており、ちょっと残念です。
雪のためダイヤが乱れており、途中駅で特急3本の通過待ちがありました。「雷鳥」は停車したので、上手く(?!)カメラに納めることができましたが、「しらさぎ」と「サンダーバード」はもの凄い速度で通過したため、デジカメでは追随できず、うまく取れませんでした。
「雷鳥」クロ481-2000 パノラマグリーン車
帰りの金沢駅では出発待ちをしていた「雷鳥」と「サンダーバード」を間近で見ることができ、行きに撮り逃した分をここで「挽回」しました。最近の特急電車は色々な塗装のものが走っていますが、個人的には国鉄色の方が好きです。
「雷鳥」485型 「サンダーバード」クロ681型
また、帰路の途中駅で「しらさぎ」の通過待ちもあり、これも写真に納めることができました。これ以外にも撮影は出来ませんでしたが、途中で「トワイライトエキスプレス」やEF81が牽引する貨物列車とすれ違ったりと、短い区間でしたが色々な種類が走っている北陸本線を満喫できました。
「しらさぎ」683型
次回金沢方面へ旅するときは、是非寝台特急「北陸」に乗ってみたいと思います。
普段はあまり購入しない「Bトレインショーティー」ですが、私の好きな帝都高速度交通営団の丸ノ内線が発売になったので、久しぶりに購入してみました。
他にも銀座線が発売されていますが、銀座線は一箱に6両入っており、たぶん作りきれないだろうと思い購入しませんでした。
Nゲージを本格的に始める前に、実は京王線のBトレインショーティーが発売になる度に一生懸命買い集めていました。しかし、買ってしまうとそれで満足してしまい、作ることなく今も箱に入ったまま押入に眠っております。
逆にNゲージを始めてからは、Bトレインからすっかり遠ざかってしまいました。
さて、丸ノ内線ですが、箱を開けてみると、色鮮やかな部品が2両分しっかり入っていました。丁寧に塗装されており、感心させられます。また、車体番号と行き先用のシールが付随していましたが、銀座線と共用のようです。
部品の状態 付属シール
正面パーツは2種類入っていました。側面の乗降ドア窓枠が小さく表現されており、営団地下鉄の雰囲気が伝わってきます。
車体パーツ
2000型は支線運用されていたためか、丸ノ内線(例えば300形など)の特徴でもある「銀色のサインカーブ」が描かれていないのがちょっと寂しい感じです。
屋根の通気口も再現されています。細かいこだわりが心憎いです。最後に台車枠です。考えてみたら、台車をしげしげと見た記憶がありません。丸ノ内線や銀座線では台車をゆっくり見る機会などそうないような感じがします。
屋根パーツ 台車枠
この後、組み上がった車両の写真が掲載されるのが、定石なのでしょうが、すいません、まだ作っていません。今日は箱を開けたところまでです。いつ組み立てるのか・・・完成したら紹介したいと思います。
関連記事
・457系を作る - Bトレイン
・ 「Bトレイン 丸ノ内線 完成しました!」
ブルトレの魅力はなんといってもフル編成でしょうか。北斗星基本セットの他にフル編成に必要な車両をTOMIXのカタログを参考にしながら選んでみたところ、あと増結用車両としてオハネフ2種類とオハネ1種類の計5両であることがわかりました。
増結用をフル編成に組み込まなくても、これだけで(仮想の)寝台特急を1編成組んでしまえば、北斗星と2編成で運用できるなあ、などと考え配備することにしました。
増結用オハネフ
オハネフ25-0 オハネフ25-200
同じオハネフなのですが、雰囲気が全然違います。個人的には200番台の方が好きなデザインです。
車体をはずして、中を覗いてみました。増結用なので、トレインマークもテールライトも付属していません。ちょっと寂しい感じもします。
オハネフのトレインマークの様子
オハネ25-0
今回購入した増結用の車内は前回紹介したオハネフ25-0と同じでしたので省略します。
早速フル編成で走らせてみました。はやり長編成だと迫力があります。しかし、勾配区間に入るととPFが苦しそうで、ちょっと心配です。